岩 湧 山
遮るもののない素晴らしい展望の山頂から北尾根縦走 いわわきさん 897m 大阪府河内長野市
2010年4月18日(日)晴 7:55南海高野線:天見駅→8:40尾根合流→10:05山頂→11:00岩湧寺
→12:20一徳坊山→13:40中日野バス停
4月初、横浜から大阪(堺市)へ転勤。転勤後のあわただしさが一段落、ようやく山行できる。
若き日、堺で3度勤務、大阪府下の有名山は一通り登っているが記憶に乏しい。転居疲れもあり、
安気に南海電車で登れる山へ。「関西の山 日帰り縦走」(ナカニシヤ)紹介の岩湧山から北尾根を縦走する。
堺東駅から急行に乗車、自宅から1時間弱で天見駅着。車中にハイカーは少なく、下車したのは後一人だけ。
国道を渡り、山里の道をのどかに進む。久しぶりの自然豊かな里の景色に転勤疲れの心がほぐれる。
主尾根に登る谷筋の道が複数あるが、最初のボ谷への道は確信が持てず見送り、砥石谷へ。道標はないが
林道砥石谷線のプレートあり。ややさびれた感じの林道を進む。植林中、趣は乏しいが暖傾斜で楽に進める。
主尾根に出ると道が良くなり、大縦走コース:ダイヤモンドトレールとして道標、ベンチなどよく整備されている。
やや急な登りは木段が設置。軽快な走りのトレールランナーに抜かれる。総じて暖傾斜、シビアな個所はない。
植林中、展望はない。東峰から鞍部へ下ると、立派なバイオトイレあり。眼前、山焼き跡の坊主頭が本山。
木段を登ると、三角点あり、遮るもののない展望が広がる。あいにく春霞でスッキリ見えないが気分はスッキリ。
眼前、新緑の樹海越し泉南の平野が広がる。右手に金剛山、大和葛城山が長くゆったりと展開。
新緑の一徳坊山が眼前に控える。ベンチや方位板の整備された山頂で休憩後、東峰へ戻る。
道標に「きゅうざかの道」とある通りの急坂を下り切ると、岩湧寺。こじんまりした境内、雰囲気は良い。
車道を少し登ると、一徳坊山への道標あり。編笠山から急な下りを経て登り返すと、送電線鉄塔にぶつかる。
すぐ後ろの高見に三角点あり。振り返ると、編笠山越し本山。泉南の平野や金剛山を展望。新緑の樹海が美しい。
三角点から東へ進みかけて引き返す。鉄塔から北西に延びる道が縦走路。所々道標があるがマイナーコース、
地図と磁石で進路を確認しながら進む。痩せ尾根を少し進むと、手製山頂表示のある一徳坊山頂着。
狭く展望も今一つ。暖傾斜の道を日野方向へ進む。旗倉山への分岐点では右へ下る。ここが一番迷いやすい。
程なく山里へ出、バス停へ。幸い1時間に1本の河内長野行きバスがすぐに来る。⇒トップページへ