岩 阿 沙 利 山 |
ベタベタ雪のリトル比良縦走 いわじゃりやま 686m 滋賀県高島市 |
2014年1月25日(土)晴×曇 9:05JR北小松駅→10:15涼峠→11:15寒風峠→12:05滝山→13:10山頂→14:25鳥越峰→15:25岳山→16:25林道→17:00JR近江高島駅 |
低山山行が続き、雪山へ行きたい。冬タイヤではないマイカーでは行けず、電車・バスで行ける山は限られる。一昨年の同時期、高島側からアプローチしたが、鳥越峰からの雪の痩せ尾根にひるみ、本山へ縦走できず。神戸駅発7:16の湖西線直通新快速乗車。関西ワンデイパス3500円利用。北小松駅〜山里、ほとんど雪がない。げんき村、山岳センター前を過ぎて登山口着。少し雪が出て来る。少し登り、揚梅滝を遠望。緩やかに登り続け、涼峠の分岐着。ヤケ山〜釈迦岳に惹かれるが右へ。一面雪になる。少し先、テープの目立つ地点で渡渉。進路に迷うが、幸い道標あり。無雪期、渓流沿い湿原が広がり、独特の雰囲気だが、積雪期は進みにくく、お勧めできない。夏道は分かりにくいが、テープが続き、余り迷わない。寒風峠まで予想より時間がかかる。途中でスノーシュー着用。以前ほどの山行熱が冷め、雪山にも心躍らず、もう帰りたい気分。峠で軽食休憩、とりあえず滝山へ。シャーベット状の雪、スノーシューの快適さがない。昨春、雪山にストックを忘れ、新しいストックを初使用。長さ調節がレバー式。見た目が悪く、重いが、調整・固定が楽、シャフトもずれない。下山してきた若者とすれ違う。高島からだとすごく早い。以降、踏み跡あり、助かるが興をそがれる。滝山の小道標を確認、本山を目指す。嘉嶺ヶ岳へ登り返し、鵜川峠まで慎重に進路取り。踏み跡がないと迷いやすい。道標に高島駅まで5時間とあり、往路を戻るか縦走するか迷う。峠の林道に降り立ち、少し左から山道へ。地面が露出した急斜面、スノーシューをはずす。8年前の夏、縦走したが全く思い出せない。程なく山頂着。展望を求めて鋭角の仏岩にこわごわ登る。眼前、蛇谷ヶ峰、冠雪が少ない。その右、三国山など湖北の山並み。縦走する方が時間的にも早いと判断、意を決し鳥越峰へ。尾根上、雪が深く、スノーシュー着用。雪原歩き用かテールが長く、使い勝手がよくはないが着脱は簡単。しばらく難なく進めるが、痩せた岩稜になる。スノーシューをはずし、岩稜を巻き、縫うように進む。程なく鳥越峰下の分岐着。目の前の高みが鳥越峰。峰越しに続く踏み跡は見張山への道。分岐へ戻り、峰の左を巻く踏み跡をたどる。踏み跡がないと迷いそう。少し先のオオム岩から大展望!仏岩からの展望と同じ。曇天でスッキリ見えないが素晴らしい開放感。琵琶湖越し霊仙山や伊吹山が薄く見える。岳山山頂らしき辺り、岩室に観音像の古石仏あり。この先、急な下りが続く。踏み跡が多く、壺足で降り続ける。ウンザリしてきたころ、石垣、石段、灯篭の残る岳観音堂跡着。この先、傾斜は緩くなるが、水たまりの溝状地が続き不快。見張山コースの方が良いか。ようやく林道に出、道なりに進むとため池が見えてくる。右の小道へ進み、樹林中を抜けると、また林道に出る。由緒ありげな長谷寺や音羽古墳群の案内板を見て、駅へ急ぐ。幸い17時過ぎの新快速に乗れる。久しぶりに長時間、雪道を歩き堪能、疲労。⇒トップページへ |