石谷川本流 
明るく優美な入門最適の沢 いしたにがわほんりゅう 961m 三重県鈴鹿市 
2013929日()曇→晴 8:35林道終点→9:00入渓→11:15白雲の滝→13:50出渓→14:45仙ヶ岳→16:40造林小屋→17:10林道終点 
好天の予報の週末、300名山:安平路山へ行くか思案。毛勝山へ行ったばかり、無理をせず、日帰り山行へ。行き先に迷った末、久しぶりに鈴鹿の沢へ。新名神ではなく、西名阪から東名阪を走る。車が多く、走りにくい。関ICで降り、道の駅でトレイ休憩後、国道25号から県道302号へ。池山集落の永源寺前を通過、新名神の橋脚下で登山道標に従い右折、林道へ。途中から未舗装の悪路。不安になり始めたころ、林道終点着。大堰堤上の広場、数台駐車可。先行車1台。階段で堰堤上、砂の広河原に降りる。テント泊の男女がいる。渓流らしくなった所で入渓。明るく、広い沢。白く丸い岩が多い。淵はエメラルドグリーン。何とも優美!前半、渓谷美が続く。見所の七ツ釜は左上の踏み跡をたどり、難なく通過。登山道が渓流と交差しながら続く上、巻道もできていて、小滝やゴルジュを容易に巻ける。ガンサ谷との分岐?を過ぎ、ガイド本にない堰堤あり。右に朽ちた造林小屋を見て、一番の大滝:白雲の滝10m。右の岩壁を登れそうだが、無難に右から巻く。入門最適の沢と楽観していたら、巻き方が良くなかったのか、切り立ったゴルジュ上、危ういトラバース。御所谷との分岐が不明、進路に迷うが、水流が多く渓相の良い方へ進む。時々、白谷道の道標があり、安心。後半、渓相が平凡化、出渓したくなるが、ガイド本に従い詰め登ることに。再び石積み堰堤が現れ、嫌気がさす。いよいよ出渓したくなったころ、最後の10m滝。楽に巻き、涸沢になってきたところで、出渓。登山道で沢を詰め、労せず、尾根に出る。短時間で仙ヶ岳登頂。以前、入道ヶ岳から大縦走した山。展望が素晴らしく、周辺の山々を一望。鎌ヶ岳の鋭鋒が目を引く。仙の岩〜南尾根越し市街を俯瞰。沢登りに時間を要し、途中から白谷道で下山しようかとも思ったが、登頂して良かった!南尾根は展望の開けた岩稜の痩せ尾根。ザレたすべりやすい道。南尾根から造林小屋へ向け、涸沢を下り続ける。小屋から歩きやすい林道、短時間で林道終点に戻る。白谷道〜仙ヶ岳〜南尾根の周回コースはお勧め。⇒トップページ