石 戸 山
名刹、鉱山跡を経て一等三角点の山頂へ いしどやま 549m 兵庫県丹波市
梅雨の割に雨は少ないが蒸し暑い! 低山登りは気が進まないが比較的近くで登り残している山へ。
中国道:竜野社ICから国道175号を北上、「石龕寺」道標に従い右折、少し先で左折、立派な車道を直進。
石龕(せきがん)寺手前に大駐車場があるが山門前にも駐車場あり。一帯の雰囲気、とても良い。
古びた山門に国重要文化財の仁王像。さすがの迫力。こんな所に国宝!山門をくぐると古びた石仏群。
本堂辺りの気配も良い。奥之院への道標に従い、右の斜面に取り付く。路面は荒れ、かなり急。
テラス状の奥之院前から山麓の展望が広がる。足利将軍屋敷跡から眼前、岩屋山鉱山跡が印象的。
鉄塔があるだけの頭尖嶽から鉱山跡まで下る。この辺りやや道が不明瞭、進路に少しとまどう。
大正時代の鉱山跡を見て、暗く陰気な中を登り進み、高みに抜け出ると地味な山頂。一等三角点は立派。
ここまでは所々道標あり。道標に従い「悠遊の森」へ。道は比較的明瞭だが道標はなくなる。テープも少ない。
少し進んだ所、道脇の高みから北側の山並みの展望が広がる、あいにくもやっている。この辺り進路に迷う。
高見城山への縦走路、趣が良い。全体に下り気味。潅木林の中、展望は得られない。ガイド本では、石戸山〜
高見城山間40分だが、進めども山頂標示が出てこない。不安になってきたころ、初めて山頂への道標あり。
ホッとして進めども山頂標示が現れない。石戸山から50分進んだところでUターン。釈然としない。
悠遊の森への分岐点と思われる地点にも道標がない。縦走する人が少ないにしても手掛かりがなさ過ぎる。
唯一の道標がある辺り、樹林が切れ、南方の山並みの展望が良い。石戸山への登りがきつい。
蒸し暑くややバテ気味。山頂から岩屋山へ。山城跡、防戦上の溝があり納得。山頂から寺まで急傾斜の下り、
木の根で派手にすべり尻もち。これを登るのは大変そう。本堂に向って左脇の道へ出る。⇒トップページへ
2007年6月30日(土)曇 9:45石龕寺→11:10山頂→高見城山→13:00山頂→13:50石龕寺