ガイド本にある近畿の山はあらかた登っている気でいたが未踏のマイナーな山が結構ありそう。本山もその一つ。ネット情報では結構登られており、山頂西面の小周回コースが一般的なよう。物足りず、地理院地図で総じて暖傾斜の尾根伝い周回コースで計画。第二神明から播但道を北上、和田山で北近畿豊岡道へ。山東ICからカーナビ任せで桑谷集落へ。集落内の狭い坂道を登り、公民館の広い駐車場着。他に適当な駐車場所なし。先に下山口の様子を確認し、入山口へ。尾根端に整備された階段があり、鹿よけフェンスを開いて入る。尾根上、植林帯のやや急登。402m三角点辺り、灌木帯で進路不明瞭。ヤマップGPSに頼り進むと、また歩きやすい植林帯になる。標高500m辺りから趣の良い自然林帯。標高600m辺りの急登がシビア。山頂手前から植林帯になり残念。短い急登でドーム状の山頂に出る。南面の山並みを展望。山頂表示はなぜか草の茂みの中。東面の展望も開け、三岳山と大江山か。曇天ですっきり見えない。簡易トイレまである。下降の進路にやや迷う。山頂から少し下ると、登山道標と飛所への下降路あり。もうしばらく進むと、朽ちた小道標あり、月の小坂道への分岐。山頂から南西に長く伸びる尾根は暖傾斜の疎林帯で歩きやすく楽ちん。ネット情報では標高600m辺りから南進、峠へ降り立ち、金谷へ出るコースが紹介されているが出発点まで大周りになる。尾根伝いに桑谷集落を目指す。やや雑然とした狭い尾根を下る。幸い激下りはない。ヤマップGPSで確かめながら出発前に確認した下山口に出る。鹿よけフェンスの出入口を探し、無事駐車場へ戻る。やや物足りず対面の富岡山へ登ることも考えていたがその元気はなく、早めに帰宅。一句「鹿鳴くや疎林の尾根に甲高く」⇒トップページへ |