生 駒 山

20071123日()晴 10:10近鉄:石切駅→12:10山頂→13:40宝山寺

社寺めぐり、石畳の山道、大展望の山頂、見どころの多い山 いこまさん 642m 大阪府東大阪市

いつも単独行の自分にはまれなグループハイク。知人から誘われ、一人ではとても向う気にならない本山へ。
以前大阪にいた際、金剛山、葛城山、和泉山脈などには登ったが、山上が遊園地化している本山は未踏。
職場の若者に同行してもらう。せっかくの機会、地下鉄中央線:新石切駅で下車、有名な石切神社に寄る。
道標に導かれ短時間で神社着。お百度参りの人たちがぐるぐる回っていて驚く。神社は意外と地味。
神社から近鉄:石切駅へ向かい、昔ながらの味わいのある商店街が並び、面白がりながら緩やかに登る。
石切駅前で男女2人と合流、4人で出発。もっと多人数かと思っていたので拍子抜け、ホッ。
辻子谷コースを緩やかに登る。登り半ばまで舗装道。スニーカーで正解。道中、等間隔に2体ペアの石仏。
物知りの同行者から、ずんぐり大きい方は弘法大師と教えられる。山腹の紅葉を眺めながらゆっくり登るうち、
興法寺着。静かで落ち着いた雰囲気が良い。しばらく先から古い石畳の道が続く。樹林の趣も良い。
普段山登りなどしない同行者は息を切らせがちだが、自分には超スローペース、汗もかかない。
山上駐車場に出ると、遊園地の世界。遊園地への階段を登ると、椅子やベンチが多数置かれた絶好の展望地。
眼下に大阪の街の広大な広がり、背後に六甲山が長く延びる。反対側に奈良の展望。
昼食後、一番高い所を目指し、遊具の飛行機に乗り、景色を楽しむ。昔ながらの心なごむ遊園地。
山上はかなりの寒気、親子づれも多くはない。何と、一等三角点は遊具の電車が走る軌道の中。係員に頼むと、
入れてくれる。石柱が割れており無残。紅葉をバックに記念写真を撮り、宝山寺へ石段を下る。
道中、雰囲気は悪くない。知らなかったが、同行者によると「聖天さん」として有名とのこと。
そそり立つ奇岩峰を背景に歴史と風格を感じさせる立派な社殿、納得。少し下のお土産屋でそれぞれ買物、
山行としては物足りないが、ケーブルカーで生駒駅まで降り、15:00解散。