遠くから見ても登ってみてもなだらかで優美な日本200名山 いいづなやま 1917m 長野県飯綱町
201484日()曇 5:55神告温泉→6:05西登山口→7:55南登山道分岐→8:25山頂→9:35瑪瑙山→11:00神告温泉 
夏山山行最終日、帰途につくため、短時間で登降できる本山へ。4:00起床、おかゆとパンの朝食後、ログキャビンから荷を車に積み込み、キャンプ場3連泊中、毎日目にした本山へ。神告温泉に駐車、ちびっこ忍者村を過ぎて程なく登山口着。晴天の予報に反し、雨になりそうな曇天。旧街道のような広い平坦路を緩やかに登る。趣の良い自然林の中、野鳥のさえずりを聞きながら心安らぐ。萱ノ宮を過ぎ、登りらしくなる。主尾根上に出ると、笹原と低灌木帯。晴れていれば展望が良さそうだが、ガスに閉ざされ、切れ間から山麓の広がりが見える程度。山頂まで花々の競演、展望のなさを補ってくれる。特にシモツケソウ、ノリウツギ、ツルアジサイ、ヨツバヒヨドリの群生が目を引く。ナデシコ、ヤナギラン、トラノオなどなど。暖傾斜の笹原中を安気に進み、南登山道と合流後しばらくで飯綱神社。古びた社に拝礼。平坦路をさらに進み山頂着。沢山の石が散在、ベンチ代わりに憩いやすい。方位板あり、好天なら展望が良さそうだが残念。平日、ハイカーは少ない。少し進み、ブッシュに覆われた霊泉寺山への道と分かれ、瑪瑙山への明瞭な道を下る。降路もノリウツギ、ツルアジサイが多く、山腹を彩る。正面の均整のとれた瑪瑙山へ向かって下り、登り返す。鞍部から見えるは虫倉山か。瑪瑙山頂で降路が2分、進路にとまどうが、リフトの南側の明瞭な道を下る。スキーゲレンデの広いスロープを安気に下り続ける。登ってくる中高年グループあり。コバギボウシが群生。このコースは単調で花が少ないので、西登山道を登る方が良い。ゲレンデを下り、戸隠山の見納め。いずれ出直して登りたい。鞍部で道標に従い、南へ下る。自然林の趣が良い。下り切ると、きれいな水路沿いに道が続く。めずらしい様子。気持ちよく進み、ゲレンデに出る。地図ではまだ直進するが、下に見える車道へ降りる脇道を降りる。すぐに神告温泉前に戻る。温泉で汗を流し、戸隠そばを食べ納め。一気に帰宅するのは控え、今日は金沢泊。40代後半、現職時代、一番油がのっていた時期2年間過ごした懐かしの地へ向かい、往路を引き返す。⇒トップページ