飯 豊 山 ②
 長い稜線歩きをこなし、200名山差岳到達! いいでさん 2128m 福島県喜多方市
201686日()快晴 5:05御西小屋→6:20大日岳→7:55御西小屋→10:30烏帽子岳→11:00梅花皮岳 →12:15北股岳→13:05門内岳→14:15地神山→14:55頼母木山16::35鉾立峰→17:15朳差岳避難小屋
隣の学生達の出発準備が騒々しく、3時半起床。モチ2個入りしるこの朝食後、リュックを残し、大日岳へ。道中、緩やかな起伏の笹原、快適に進む。初日、電車の窓から見上げた磐梯山が雲海に浮かぶ。大日岳への登りはシビアそうだが取り付くとさ程でもなく一頑張りで登頂。360度の展望。昨日の飯豊山頂は感慨なく通過したが、登頂の満足感あり。足取り軽く下山。高原状の御西岳の先に飯豊山を確認。御西小屋へ戻り、長い縦走に出発。烏帽子岳手前まで総じて緩やかな起伏の牧歌的な歩き。沿道、終始、花々の彩り。日本の山の良さを再認識。途中、雪渓上端を数メートル横切る。後で人から、1週間前、高齢者が滑落死したと聞く。豪雪地らしく、稜線近くまで雪渓がアチコチ残り、吹き上げる冷風が心地よい。昨日より微風あり、しのぎやすい。バテることなく、足取りもしっかりしている。烏帽子岳のシビアな登りをこなし、梅花皮岳から眼前、北股岳。風格ある男性的風姿。梅花皮小屋泊の計画だったが進度が速く先へ進む。小屋近くの水場で冷水を呑み、洗面、元気回復。北股岳のシビアな登りも短時間でこなす。門内岳下の小屋は小さい上人が多い。時間も早くパス、頼母木小屋を目指す。計画では、同小屋まで進めるとは思わず。ややシビアなアップダウンをこなし、頼母木山からいよいよ連峰北端のゴール:朳差岳を望む。さすがに疲労がつのるが頼母木小屋目指し頑張る。女性の嬌声が聞こえてくる。悪い予感。小屋前で、高齢女性たちが阿波踊り中、ゲッソリ。小屋も管理人も感じが良く、部屋も空いているとのこと。宿泊を申し込むが、朳差山頂避難小屋まで2時間と聞き、意を決し、進むことに。小屋前の水場でタップリ水分補給。朳差前衛の鉾立峰の登りが正念場。その前後の稜線は比較的緩やかな起伏、何とかなりそう。休み休み根性でゴールに近づく。夕5時過ぎ小屋着。ドアを開けると、5,6人。歓迎ムードではない。2階には一人と聞き、上がると寝ている。物音に起きたのは若い女性。余り気にしている風ではなく、適当に雑談。何と、本山小屋からで、自分より1時間早く到着。健脚!モチ2個入りおじやの夕食後、疲れ切って寝ていたが1階の人達の出入りや外での話し声がうるさい。どうやら下界の花火が見えるようだが関心なし。⇒トップページ