氷 ノ 山
2008年8月10日(日)曇×雨 9:35坂ノ谷登山口→10:50三ノ丸→11:30山頂→13:40登山口
氷ノ山登山口は、東西のスキー場側からが一般的だが、南側から三ノ丸経由の長い尾根コースがある。先日、
戸倉峠南の赤谷山に登った際、峠手前に登山口道標あり、チャレンジ。中国道:山崎ICから延々国道29号を北上、
登山口道標に従い右折、ヤマメ茶屋前を過ぎると、通行止めゲートあり、ガックリ。簡単に動かせるゲート、
ままよと進んでみる。予想に反しダートコース、ヒヤヒヤ、カローラを走らせる。無事登山口着、ホッ。立派な道標あり。
広い路肩に駐車。林道を少し進み、道標に従い、植林帯に入る。緩やかに登ると、潅木林のプロムナード。
地図から予想する以上の暖傾斜、広く刈り払われた歩きやすい平坦路、山頂まで5キロ以上あるが、
平地並みのペースで進める。年季と風格を感じさせるブナが点在するが、地図の表記から期待した程ではない。
三ノ丸への後半、高い笹原の回廊、1時間で殿下コースと合流。このコースもよく整備されているが林道歩きが長い。
高い笹に視界のきかない中、黙々と進んでいると「見返りの丘」標識。振り返ると、南方の展望が開ける。
程なく三ノ丸着。宍粟50名山標柱あり。展望台から360度の展望が広がる。あいにくスッキリしない天気だが、
好天時の素晴らしさは十分想像できる。眼前、氷ノ山への笹原のうねり。南方、三室山、植松山、
藤無山など、この山域の名峰を一望。地図のタイムより快ペース、気持ち軽やかに笹原を進むうち、予想外の雨。
傘をさして進む。雨中、数人のハイカーがいる山頂展望舎で昼食。笹原をおびただしい赤トンボが飛び交っていたが、
展望舎横のお花畑に沢山のチョウ。往路を引き返す。雨が小止み、三ノ丸から再び展望を楽しむ。
軽快に下るうち、再び雷雨になる。登山口までのダートな林道がネックだが、お勧めの楽チンコース。
他の山から望む氷ノ山は、西洋皿を伏せたような平長な山容、本コースはそんな氷ノ山を実感できる。⇒トップページへ
大展望を満喫できる最短、最楽の氷ノ山登山コース ひょうのせん 1509m 兵庫県宍粟市波賀町