座 頭 谷
ワイルドでアドベンチャラスな東六甲の秘境コース ざとうだに 兵庫県西宮市
中国の蓬莱山を彷彿とさせるとガイド本にあり惹かれる。座頭谷、赤子谷とも増水時は不可とあり、梅雨明けを待つ。
8時過ぎに家を出、宝塚駅前から有馬温泉行き阪急バスに乗る。本数は比較的多い。知るべ岩バス停で下車。
少し進むと川に立派な橋、蓬莱峡の観光開発を目論んだのか。橋を渡ると荒地。緑と青空をバックに白い岩塔、
独特の景観。川を挟んで岩塔を見ながら進む。雑草ぼうぼうの荒地を不安げに進むと、テープと小道標。
「鴻応山」とあるが地図にない山名。ままよとそちらへ進む。案内板が現れ、座頭谷コース上にいることを確認、ホッ。
テープと手製小道標を手がかりに進む。広河原に出ると、眼前に蓬莱峡の岩塔が迫り、圧倒される。
これだけを見に来る値打ちあり。六甲とは思えないような広い河原をテープを探しながら進む。
岩ゴロゴロの暖傾斜の河原を進むうち、山道へ導くテープや目印あり。急登、一頑張りでハニー農園裏に出る。
大谷乗越へ通じる車道を少し下り、カーブNO.2地点に山道入口あり。意外と歩きやすく自然林の趣の良いコース。
道標はないがテープ頼りに進み、無事、全山縦走路に出る。逆コースの場合、コース入口にテープ以外、目印がない。
歩きやすい縦走路をダレ気味に進んでいたら、大平山下の車道から縦走路に戻る道標を見落とし、車道を引き返す。
先日、東六甲縦走時に確認した赤子谷入口に着くが、道標に手書きで右俣とある。ガイドでは左俣を勧めており、
さらに進むが道標がなく、引き返す。ゆずり葉台への道標のある地点が左俣入口のようだが、道標がなく見送る。
右俣は全般に荒廃した不明瞭なコース、テープが多いのが救い。倒木や堰堤に阻まれ、進路を失いそうになるが、
平静を失わずに何とかクリア。人気のない荒廃の趣が独特。清流が救い。手や顔を洗うと気持ちよい。
渓流を何度も渡るため、増水時は通過困難。地図ではずっと渓流沿いだが、最後の方で小尾根に登り、下り切る。
結局、左俣への分岐点がはっきりしない。逆コースで登る場合、取り付き点が分かりにくい。車道を下り、
ほどなく有馬街道に出、しばらく歩くとJR生瀬駅。⇒トップページへ
2006年8月5日(土)晴 9:45知るべ岩→座頭谷→11:00ハニー農園→東六甲縦走路→赤子谷→15:15JR生瀬駅