近場の低山へ行く予定だったが、関西全域好天の予報、雪山鍛練に変更。再度、蓬莱山へ初ルートでチャレンジ。
JR堅田駅発8:45の細川行バス乗車。途中まで学生で満員。高齢ハイカー数人。バス停から少し戻り、左下の枝道へ。
小橋を渡り、沢沿いに登る。幸い下山者の足跡あり。堰堤を高巻き、急斜面をへつるように登る。木橋で沢を渡り、
急斜面に取付くが、足跡がないと進路にとまどう。倒木が多く、難渋。直近の寒波のためか新雪が積もっているが、
足を取られる程ではない。尾根に出、しばらく暖傾斜だが、急登が続く。途中から足跡からはずれ、好きに登る。
一帯、自然林、趣が良い。登り切ると、暖傾斜が長く続く。眼前、ドーム状の本山、西方、山並みが遠く続く。新雪が
キラキラ、足を踏み入れるのがためらわれる。高みに登り切るが、目当ての池が見えない。この辺り広漠として進路を
間違えたか。眼下の案内板目指し下ると、池の案内板。すぐ後方が池なのに一帯雪原、拍子抜け。倒木の雪を払い、
軽食休憩。眼前のドームを目指し、気ままに雪原を進む。スノーシュー着用、湿気た雪、足がだるい。主尾根に出ると、
琵琶湖の展望が広がる。近江富士まで見える。対岸の山並みが湖上に浮かぶ。霊仙、伊吹を確認。
山上まですぐそうで意外と手間取る。山上ゲレンデは今日もスキヤーが多い。積雪が減り、三角点が出ている。
眼前、武奈ヶ岳、堂満〜釈迦岳の連なり。スカッと素晴らしい!前回、キタダカ道へ入るのに難渋、今回は
金毘羅峠からゴンドラ山麓駅へ下る。難しそうだが、尾根の両側の谷に林道があり、どう下っても林道に出る。
山頂からすぐに尾根に入れ、尾根筋も明瞭。ゲレンデから純白の斜面に踏み出す。樹木が全くなく、眼下に琵琶湖、
宙に浮いているような浮遊感。ドーム状の広い斜面を下り、尾根に入る。いよいよ人の足跡を頼らず自力で下山、
と思いきや、女性が独り登ってくる。気抜けと安心。キタダカ道へ下るというので助言。女性の足跡をたどるが、
夏道跡が予想以上に分かり、足跡なしでも下れそう。金毘羅谷への分岐には道標あり。935mピークで左へ進路を
変える点がポイント。尾根からはずれ、打見谷へ下る分岐が心配だったが、夏道跡が明瞭、どんどん下る。下り切り、
渓流を渡り、林道に上る。しばし下り、ゴンドラ駅へ。バス便が少なく、歩くことに。車道をショートカットする階段を
利用。11番駐車場近くの建物脇から林道に入るが、道標がなく分かりずらい。係員に聞く。程なくキタダカ道と合流、
湖西道路をくぐり、JR駅へ。⇒トップページへ
冬の小女郎ヶ池見物と雪山鍛練、初ルートで雪の本山へ ほうらいさん 1174m 滋賀県大津市
2012年3月14日(水)晴 9:20坂下バス停→11:55小女郎ヶ池→12:40山頂→14:40ゴンドラ山麓駅→15:15JR志賀駅