冷 水 山
 東西50km、平長な果無山脈の最高峰 ひやみずやま 1261m 和歌山県田辺市
201657日()曇 9:35小森登山口→10:40和田ノ森→11:30安堵山→12:20黒尾山→12:45山頂15:10登山口
5月3連休中、毎日出勤。その欲求不満もあり、前回に続き、南紀の関西百名山へ。明日は出勤、遠いが日帰り強行。自宅発6時。阪和道を南下、みなべICから国道424号へ。県道735号へ入り損ね、地元の人に2度尋ねてようやく735号へ。山間の狭い道をウネウネ東進。ヤマセミの里辺りで、右下へ分岐する道標に従い元小学校跡の方へ。道なりに進み、集落内を登り返す。行き止まり、人家前に登山口案内板。焦っていたが何とか日帰り可能な時間に着く。路肩に駐車。2台までか。予報に反し、小雨の残る天気。取付きの和田ノ森まで長い登り。よく手入れされた植林中、歩きやすい道を淡々登る。ギンリョウソウが多い。暖傾斜になり、自然林の疎林になる。ようやく雰囲気の良い和田ノ森着。山頂との高低差200m強。山頂まで短時間の急登が3か所程あるが、総じて緩やかな起伏の尾根歩き。道中、疎林中、歩きやすい道が延び、雰囲気は良い。すぐ北を林道が並行、深山の趣はない。由緒ある古道、安堵山は、足利尊氏と争った護良親王がここまで来て安堵したことによる。安堵山から下ると、南に併進する立派な林道に出る。登山口道標あり、3台駐車。ここまで車で来れば楽。山頂にかけ、今が時季のシロヤシオが清楚。黒尾山から眼前、意外とボリュームのある本山を見る。最後の急登をこなし、登頂。男女高齢者でにぎやか。南北、山並みの展望が開けるが曇天、すっきり見えない。先日の三ツ森山らしきを確認、他は山名同定できず残念。立派な三角点と地元小学生の本山の想い出作文パネルあり。シロヤシオと馬酔木の雰囲気の良い山頂。鞍部まで下り、下降点目印のテープを確認、南の林道へ急斜面を降り切る。帰途、秀麗な山容が目を引く。笠塔山か。林道登山口からは北側の林道へ移り、足早に進む。北面の展望が大きく開ける。和田ノ森から急ぎ下り、予想より早く下山。集落内の巨木の新緑が目を引く。片道200km、3時間、ノンストップで走る。南紀の山は最低一泊で複数の山を登るのが良い。トップページ