日ノ原山

波佐利山から下山後、本山へ。音水渓谷の長い林道を抜け、国道29号へ戻り、少し南下、日ノ原バス停から
左上に伸びる枝道へ。国道を北上した場合、通過しないように注意。集落内を道なりに上り切り、神社前着。
小広場になっており、数台駐車可。神社石段脇に登山口標柱あり。石段を登り、ピンクテープに従い左の山道へ。
きれいに手入れされた植林帯の中、歩きやすい道が大きくジグを切りながら延びる。快適に進んでいたら、
小道標が急斜面の直登を指示。道標には寅ロープありとあり、実際ロープが欲しいがない。幸い短い斜面、
よじ登ると、いきなり眼前、紅葉の小山、その裾を渓流、紅葉が彩り、絵になる。その風景に見とれ、
渓流に平行に山腹を進む道を進んでしまう。ピンクテープが見当たらないのがおかしい。地図で確認すると、
尾根をたどるようになっている。引き返すと、急斜面を登ったすぐ先にテープあり。自然林の趣がとても良いが、
途中、植林が主になる。登り下りを繰り返し、３つ目のピークが山頂。山頂手前から自然林の趣が良く、
山頂付近の雰囲気はとても良い。植林化される前の本来の山の姿を偲べる。山頂は、残念ながら電波施設あり、
展望もない。展望を求めて、音水湖側へ進む。山頂から下山口までずっときれいな木段が整備され、歩きやすい。
じきに展望を得られると思いきや、下れども下れども見えてこない。あきらめかけたころ、鉄塔のある地点で、
展望用のように樹林が切れ、音水湖と山並みが絵になる。満足して植林帯の中、軽快に木段を下り切る。
こちら側にも登山口標柱あり。標柱前の広い空地が資材置き場になっている。トラックが作業中で駐車不可だが、
日曜なら駐車可か。国道を北上した場合、鳥取61ｋｍの道標の少し先。どちら側から登っても良いが周回すべし。
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