引原川支流:中音水川 |
未知の山域を探索 なかおんずいがわ 1107m 兵庫県宍粟市波賀町 |
2020年8月1日(土)晴 8:10駐車点→9:35入渓→11:35出渓→12:451107m点→15:13林道→17:05駐車点(地図) |
ようやく長い梅雨が明け、一転晴天続き。久しぶりに勇んで山行。渓谷美で有名な音水川と赤西川との間にある引原川支流域探索へ。中国道:山崎ICから国道29号を北上、引原ダム手前で道標に従い音水渓谷へ。少し走ると、左にバス停ロータリーと集会所、トイレ有。その角を左折、車で林道を走るつもりが、林道入口が崖の崩落で埋もれている上、林道全体が荒廃。路肩に駐車、長い林道を歩く。石ゴロゴロで歩きにくい。崖が崩落している個所もある。左下に見える渓流の趣は良さそう。40分程で行き止まり。引原川支流中音水川源流の標柱あり。地理院地図では道が続いているが、一帯荒廃した急斜面。慎重に沢側へ下降。細い林道が現れ、それをたどる。枝谷に架かる橋が崩落、ロープ頼りに越える。ようやく沢が二分する出合着。一帯の雰囲気は良い。沢靴に替え、左俣遡行。ゴルジュはなく、総じて穏やかな渓相。中盤まで雰囲気は悪くない。5m程の滝が現れるが右のガリー伝いに難なく越す。後半やや荒廃、雑然として残念。分岐も増えて進路に迷う。水流も細くなり、標高850m辺りで登山靴に替え、右の急斜面を登る。12:30主尾根上に出る。雰囲気が良い。どこに出たのか定かでないが、高みへ向かい北上。予定では、波佐利山方向へ北上、右股の沢へ下降予定だったが時間不足、尾根伝いに入渓点へ下降することに。東1032m点へ伸びる尾根に乗るのに迷う。幸いヤブはなく足元は良い。何とか無事東に延びる尾根に乗るが、1032m点先で尾根が二分。迷って右へ下降を続け(ピンク線)たが超急傾斜になり、引き返す。ヘトヘト、約1時間ロス。しばらく先でまた尾根がニ分。右のオレンジ線へ進むところ、迷って左へ。最後に激下り、何とかこなし林道に降り立つ。趣の良い渓流を見下ろしながら荒廃した細い林道を進む。途中、廃屋や崩落個所あり。ようやく入渓点に近づいたと思ったら、枝谷に架かる橋を3回位渡るがなかなか沢側へ下降しない(水色個所)。大きく迂回してやっと入渓点へ戻り、ホッとする。くたびれている足に長い林道歩きが面白くない。支流より本流の方が趣が良い。この山域はまだまだ探索しがいがありそう。⇒トップページへ
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