東床ノ尾山

中国道:山崎ICからアプローチする山行が続き、目先を変え、舞鶴若狭道からアプローチ。車での遠出に慣れると、
遠すぎると思っていた山も無理なく日帰り山行が可能なことが分かる。春日ICから北近畿豊岡道へ。和田山ICで降り、
カーナビに導かれ県道10号へ。車の少ない山間の道、前をハイカー満載のマイクロバスがゆっくり進む。不動滝の先、
登山口標示はないが、台風被害で登山道欠落の警告板あり。広い路肩に駐車。到着したばかりの先行車1台。
愛車と同じカローラフィルダー、同年輩のハイカー。登山口は倒木などで荒れているがその先は荒れてはいない。
暖傾斜の風雅な渓流沿い、植林帯を進む。渓流の渡渉点など所々進路に迷う。同時に出たハイカーの足が速く、
大幅に遅れる。しばらく進み、植林帯の急斜面に取り付く。短いジグを切りながら細い道を用心しながら黙々登る。
しんどいが柔らかい一本調子の路面が心地よくもある。休憩中の先行者を抜き、ノンストップで登り切ると、対照的に
なだらかで穏やかな空間、平坦地だがそこが西床ノ尾山、一本の木柱で山頂と分かる。疎林中展望は良くないが、
本山方面は大きく開け、ドーム状の山容が正面から招く。後続の人は姫路から久しぶりの山行とのことだが健脚!
先を譲り、マイペースで尾根を進む。蒸し暑く、バテ気味。象の背のようなまろやかな広い尾根、自然林の趣も良い。.
緩やかな起伏、いい気分で進める。尾根コースベストワンに推挙したい位。暖傾斜を登り、楽勝で登頂。
女性多数の団体に占拠され、にぎやか。人気の山か、大団体でも座れるよう沢山の板を渡した簡易の椅子がある。
団体にまぎれて座っていると、親切な女性がコーヒーをくれようとする。禿山の山頂から眼下に出石方面の展望が
のびやか。360度山並みが広がるがあいにく曇天。赤とんぼが群れなして旋回。山頂は象の頭、西床ノ尾山がお尻。
山頂から鉄鈷山への道が延びている。進んでみるがブッシュ化してそう、引き返す。山頂付近の避難小屋2つは
いずれも倒壊、下の小屋の辺り、静かな休憩ポイント。大カツラへ植林帯の急傾斜、大きく折り返しながら下る。
降り切り、植林帯から抜け出ると、林道終点に大カツラ!国天然記念物の巨木。しばらく見惚れる。団体の
バスが駐車。縦走しないと魅力は3分の1に減じる。⇒トップページ

象の背のような尾根を遊歩し好展望の名山へ ひがしとこのおさん 839m 兵庫県朝来市

200799日()曇×晴 9:00羅漢谷登山口→10:20西床ノ尾山→11:30山頂13:10登山口