地獄谷東尾根

20061118日()曇 9:00神鉄:花山駅→9:30登山口地獄谷東尾根→10:45シュラインロード
           →11:45六甲ケーブル山上駅一ヶ谷西尾根→12:30アイスロード→13:25阪急:六甲駅

思いのほか明瞭な道のある地図にないコース 神戸市北区

地獄谷西尾根を進むと、地獄谷を挟んで、眼前、屏風状に切り立った尾根が連なる。魅かれるが地図に道がない。
「六甲の山」で道があると分かり、先週、登山口も確認。神港グラウンド上の車道を進むと、地獄谷への道標あり。
高速高架下を通過、少し進むと、左に脇道あり。この脇道も地獄谷へ通じる。脇道入口のテープが登山口。
明瞭な暖傾斜の道を少し進むと小道標あり。道中、小道標が数箇所、テープも少ないが明瞭な尾根道が続く。
中盤、中〜急傾斜。アップダウンもあるが大したことはない。露岩の尾根に出ると、展望が広がる。高速道越し、
六甲北側の低山の連なり。眼前、西尾根の山肌が紅葉を散らしている。コース上、雑林で趣に乏しいが、
西尾根方向の山肌が美しく、新緑も良さそう。途中、コースから少しはずれ、逢ヶ山〜高尾山の起伏を望む。
兵庫登山会「693m高地」の標識あり。どんなマイナーコースにもこの会の標識があり、ほとほと感心。
終盤、笹原の暖傾斜からシュラインロードに出る。入口に赤い小道標。記念碑台からシュラインロードを進むと、
風変わりな金属製建物を左に見てしばらく進んだ地点。趣の散策路ノースロードはボランティアの人たちが草刈り中。
記念碑台の自然保護センターへ寄る。展望と感じの良い広場。明治、六甲の開祖:英国人グルームの記念碑あり。
氏の山荘にあった石碑、味わいあり。三角点もある。下山も、地図にない一ヶ谷西尾根へ。幸い下山口はすぐ分かる。
テープも道標もないが、ケーブル山上駅バス停下に荒れた小道が延びる。朽ちた木段あり。道は比較的明瞭。
低い笹のブッシュ、階段状の段差があり、足元を探りながら下る。幸い遠目のきく曇天、大阪湾から生駒山・金剛山
の山並みまでスッキリ見える。下るにつれ急傾斜、ヨチヨチ下る。途中、電話と記した石柱の地点で右折。
もろい急斜面を下ると、アイスロードに合流。「六甲の山」では、天望山の東を通過、ケーブル乗場に至る主尾根を
進むが、枝尾根を下ってしまう。前半、展望と趣が良いが、後半は荒廃が目立つ。観光道の車の騒音も耳障り。
車道歩きも長く、お勧めできない。⇒トップページ