六甲北方山域には標高500m前後の低山が多数点在。地図に山名のある山にポツポツ登る。
柏尾谷を挟み、花折山と対面する本山、先日見た観光案内板の地図にハイキングルートあり、早速訪ねてみる。
箕谷駅から国道428号を進み、セブンイレブン前で国道を渡り、住宅街へ。小橋を渡り、住宅脇の路地を直進、
突き当たりを右折、登山口道標あり。雑林中、道は明瞭だが、道標がなく分岐点で迷う。程なく開けた尾根に出る。
眼前、きれいな三角の花折山、丹生山系の連なり。山頂ではないようで、進路に迷うが左へ、柏尾谷上を進む。
花折山が更に近くなる。山頂を求め、幾つか高見に登ってみるが標示なし。この辺り、地図で見ても尾根が不明瞭、
自分の位置が分からない。あきらめ気分で進んでいると、本山への小道標発見!雑林中、小路を縫うように進み、
ようやく登頂。雑林中、小山頂標示多数。別名、城山だが広いテラス状地はない。すぐ下に役行者の石像あり。
複数の道が山頂に通じており、途中でコースを間違えたようだ。柏尾谷池を経て、黒甲越の「太陽と緑の道」入口へ。
モトクロスライダーが数人、爆音を立てており興醒め。以前、天下辻から入った屏風谷へ、見当で東進。予想と違い、
広い道が続いている。モトクロス場と化した路面の轍の水溜りが不快。進むにつれ、小渓流が現れ、谷筋らしくなる。
支流と合流すると、テープと明瞭な踏み跡が現れる。前回、テープを追いながら時々渓流から離れ巻き道を進んだが、
できる限り渓流をたどる。足を濡らさないよう、渓流の右岸、左岸に進路を探しながら進む。この難渋を楽しむ気分。
所々、屏風状地を通過。谷入口から1時間半でようやく渓流の大分岐点着。さらに2時間半近く歩き、
帰途が不安になりだしたころ、枯木ヶ谷入口着。地図からの予想に反し、小渓流。入口は荒廃した感じだが、
大して難渋せず進める。穏やかな滑滝が多い。雰囲気悪くないと思っていたら石積みの小堰堤にぶつかる。
水流も風情もなくなるが、しばらく進むと、細々と水流が現れる。テープ、踏み跡も現れる。細流を詰めると、
雰囲気の良い大池あり。「太陽と緑の道」に出、古倉山への登山口を探す。再びバイクの爆音が耳障り。
道標はなく、見当をつけて斜面に向い、木枝を避けながら登り切ると、平坦地に小山頂標示板1個あり。
山頂か疑わしいが一応満足。雑林中、視界なし。木枝を避けながら帰路探しにあせり、木枝に額をぶつけ負傷!
黒甲越への渓流沿いの道、とても雰囲気が良い。谷山川も風情が良いが、車道が自然を壊している。
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20081223日()晴 7:35神鉄:箕谷駅→9:05山頂→10:05屏風谷入口→13:50枯木ヶ谷入口
                
→14:45枯木ヶ谷池→1515古倉山→16:05鰻ノ手池→16:45神鉄:谷上駅

六甲北方山域の未踏峰と渓流探訪 ひがしのみね 516m 神戸市北区