東 赤 石 山
岩稜のワイルドな日本300名山 ひがしあかいしやま 1706m 愛媛県四国中央市
2017114日()曇×小雨 5:30駐車点→6:15鉄塔巡視路入口→9:20尾根上鉄塔→11:00山頂→13:10尾根上鉄塔→15:15鉄塔巡視路入口→15:45駐車点
13年前買った登山地図で計画。前回、本山南の筏津から登ったが、車での便が良さそうな北の河又から登ることに。前日、笹ヶ峰から下山後、国道11号を東進。カーナビの誘導で無事、河又への枝道へ入る。集落を過ぎ、漫然、未舗装の林道を進む。予想以上の悪路を強引に前進。幸い広い路肩あり。中之島公園入口の朽ちた掲示板。その駐車場跡。傾斜地で車中泊。翌朝、暗い中、ライトを点け歩いて悪路を進む。途中、大量の資材が路上に置かれ、車は進めない。私有地につき侵入禁止の掲示。地図が古く、本コースは今は利用されないよう。とりあえず前進。途中、ブッシュがひどく、ダメかと思うが前進。林道がつづら折れになり、地図の河又登山口の位置に四国電力標柱のある山道入口あり。歩きやすい山道を短くジグを切りながら登り続ける。次々鉄塔が現れ、鉄塔巡視路のよう。地図を見るとそれと明記されている。鉄塔巡視路をたどるのは珍しくないが10本近い鉄塔をたどったのは初めて。単調な植林中、鉄塔をたどる登りはダレる。道中、登山道を示す道標やテープはないが、大森越に柾木滝への道標、中間点に本コース西にある登山口への道標あり。ようやく尾根上、最後の鉄塔に出る。前回同様の悪天。ガスに視界を閉ざされ、小雨模様。権現越へ下降後、本山への登り返し。険しい岩稜の登り。四国の名峰だが、道標やテープが少なく、途中岩稜で道がなくなりとまどう。岩稜をよじ登り、開けた山頂着。立派な山頂表示、三角点あり。男性一人。先ほど山頂表示を見たのにまたあるという。少し進むと、狭い岩場に山頂表示、高齢男女が記念撮影中。赤石越から北面の登山口へ下ろうとするが廃道化、進路不明瞭。赤石山荘側へ下り、山頂尾根の下を並行する道へ。幸運にもガスが晴れ、南面の展望が開ける!笹ヶ峰からはるか東方の山並みまで見通す。眼前大座礼山。山腹の紅葉もきれい。陽射しがなく、良い写真を撮れず残念。この山頂下の巻道も岩場を横切る歩きにくい道。無事、権現越へ戻り、往路を戻る。帰路、瀬戸内海の島々を遠望。帰途、林道から眼下、激流の渓谷に感嘆。改めて、暗い中、こんな悪路に深入りしたことを反省。⇒トップページ