土 倉 谷
 土倉岳に出る雰囲気の良い真ノ谷支流の楽な沢 はぜくらだに 1049m 滋賀県東近江市
 2019113日()曇 8:50茨川10:10西尾根道標→10:45三筋滝→11:15土倉谷出合→12:35出渓→13:10土倉岳→14:25ノタノ坂15:00茨川地図
好天の予報の3連休、泊りがけで遠出山行したいが、仕事が気になり、休止。せめてプチ冒険山行。昨秋、今秋、御池岳周辺に惹かれて再々訪問。茶屋川上流の真ノ谷を遡行してみる。名神:八日市ICから国道421号を東進、茶屋川林道へ。初めて終点の茨川まで走る。未舗装で水たまりの窪みが多く、愛車カローラはガタガタ、ドロドロ。2,3台の駐車スペースあり。バイク1台駐車。後続のジープ1台。少し先、左の踏み跡はノタノ坂への道か。道標なし。石だらけの広河原を進む。期待の渓谷美は全くない。両岸の疎林の趣の良いのが救い。登山靴のまま水流に濡れないように進むが、1時間後、渓流靴に替える。藤原岳への西尾根道標が現れる。登山地図では真ノ谷の渓流沿に道があるが踏み跡不明、靴を濡らさずに進むのは難しく、渓流靴着用がよい。10:30.頃、河原が狭くなり、少し渓谷らしくなる。.水流が二分。右は善右衛門谷。左へ。程なく三筋滝。単調、平坦な凡流が続いていたが、ここだけ落差のある滝が現れる。水流が少ないのか一筋しかない。巻くのも容易ではなく、左の急な土壁に設置されたロープ頼りに高巻く。滝上への下降は楽。水流が減り、渓谷らしくなる。上空に送電線を見て程なく本谷入口。真ノ谷遡行を優先しようと思っていたが、入口の雰囲気の良さに惹かれ、本谷へ。渓谷の雰囲気は良いが、滝もゴルジュもなく、物足りない。後半、傾斜が急になってくる。水流も細くなり、950m辺りで出渓。疎林の急斜面を登り、短時間で尾根上に出る。少し登ると、土倉岳山頂。三角点と山頂表示あり。一帯、疎林の雰囲気が良い。予定では、御池岳へ登り、真ノ谷を下り、本谷出合へ戻り、944m点へ登り、ノタノ坂へ下る予定だったが、時間的に無理そう、曇天で紅葉の景観もくすんでおり、ノタノ坂へ下る。その前に、御池岳の方へ少し下り、巨大な城砦のような御池岳山腹の紅葉を鑑賞。地図では破線コースだが、暖傾斜の歩きやすい明瞭な道。しばらく疎林の趣が良いが植林帯になる。送電線鉄塔の切り開きから、東面、藤原岳〜静ヶ岳を展望。ノタノ坂へ下る尾根端で、道は右へ下る。左へ尾根を下れば下山路に出そうだがロープが張られ、前進を阻んでいる。右へ下り、ノタノ坂へ出たが、斜行して尾根に合流。斜行路が悪く、尾根を下る方が良い。下降路は比較的明瞭だが下り切る辺りが不明瞭。最初の登山口に戻る。⇒トップページ