好天の週末、行き先を思案。6年前、北の旅行村から往復した本山へ南から登る。京都縦貫道:園部ICから県道19号を快走。沿道雪がないが知見集落辺りはかなりの残雪。集落内の道の終点に登山用駐車場あり、幸い除雪されている。登山案内板あり。南面する奥ヶ追山と結ぶ大周回を企図。同山へ登る尾根は小川越し眼前にあり。向かうが獣除けフェンスがあり、取り付けない。無理せず、知井坂へ登る夏道をたどる。雪があるが、林道のような道で踏み跡もあり、迷わずたどれる。雪面は締まっているが時々踏み抜く。早々にスノーシュー着用。途中から踏み跡が薄れ、道も不明瞭。自由に登れるが夏道をたどり、順調に主尾根上に出る。本登路は急登を予想していたが楽に登れる。短時間の登りで山頂に立つ。北面、小浜湾まで望める。山並みも広く展望できるが平板な印象。それでも気分爽やか。国境尾根を東進。所々テープ、要所に小道標あり。地図の698m点へ向かい尾根を直進。急傾斜になり、谷越し尾根が見え、コースアウトに気づき戻る。道中、緩やかな起伏。自然林の趣が良いが、道のない雪山、周回できるか緊迫感あり。708m点で国境尾根から別れ、地図に道のない南西に長く伸びる尾根へ向かう。この分岐は分かりやすい。案じていたブッシュはなく、歩きやすい上、国境尾根以上に樹林の趣が良い。地図・磁石と照らしながら慎重に進む。幸いテープが所々あり、確認する度安心。奥ヶ追山の北東ピークまで迷わず順調に到達。ここからの下山が問題。西から北西に伸びる尾根が分かりやすいが、下山後の車道歩きがやや長い。北から北西に伸びる尾根は登山口近くに降りるが複雑に分岐。迷うが北進、テープがなくなり心細くなったところ、多数の踏み跡が現れ、たどれば下山できると大安心。しかし、566m点の鉄塔辺りで踏み跡を見失う。進路に迷い右往左往、時間ロス。踏み跡探しをやめ、自力で下山することに。進路ミスに気づき、隣の尾根へ急斜面を横切ったり難渋。最後の急斜面、スノーシューをはずし、何とか下ると、腐った雪に足を取られ、また着用。川を渡渉できず、民家の裏庭から小橋を渡り、無事車道に出る。10分で駐車場に戻る。本コースはお勧め。地図の車道が逆U字に急カーブする319m点から尾根に取り付き、縦走後、知井坂から下山するのが良い。テープも319m点へ下る尾根に続いていたと思う。⇒トップページへ |