白  山
 今季最後の雪山行、高峰にチャレンジ はくさん 2702m 石川県白山市
2017514日()晴 4:00市ノ瀬→5:20別当出合→6:00中飯場→7:15甚之助小屋→8:30黒ボコ岩→9:10室堂10:00山頂 →13:25別当出合→14:45市ノ瀬
すっかり春めき、沢登り再開、雪山気分は薄らいでいたが、2000m超えの雪山にチャレンジしたく、本山へ。40代後半、金沢在住時、同僚らと室堂泊で3度登った山。前日昼前、出発。福井北ICから中部縦貫道を経て国道157号を快走。白峰から市ノ瀬へ。4時着。別当出合への車道入口は閉鎖中。ビジターセンターに寄り、情報と「白い山」という本をもらう。新緑の市ノ瀬は気持ち良い。テント泊向きの芝生があるが小雨。トイレ近くで車中泊。3:00起床。手早く準備を済ませ4:00発。車が増えており、皆出発準備中。長い車道歩き、ようやく別当出合着。先行者2名。登山口の吊橋は通行禁止の掲示、ロープが張られているが構わず通過。石段の登り後、中飯場着。この先、雪面、夏道が分からなくなり不安。先行者の足跡も不明。見当で登り続け、無事甚之助小屋着。この先、竹竿の赤旗が現れ助かる。以降、室堂まで赤旗が点々と続く。エコーラインの尾根へ向かいたいが、赤旗、足跡は黒ボコ岩へ向かっている。エコーラインへ向かう足跡はなく、自信なく、赤旗をたどる。急斜面の長いトラバース。アイゼン装着、慎重に進む。先日買ったピッケル初使用。使い勝手が悪い。詰めは黒ボコ岩への急登。ここまでが正念場。後は広大な雪原歩き。視界を失われると、大変そう。前方、白山のドーム。山頂部は雪がない。赤旗は灌木帯中の夏道へ誘導するが石ゴロゴロの歩きにくい道。雪原のスロープを登る方が良さそう。登り切ると、室堂。雪に埋もれて屋根が出ている状態。これ程の深雪なのに、山頂へは夏道をたどれる。疲れが出てこの最後の登りがきつい。ゆっくり登り、登頂。遠目はきかないが素晴らしい展望。眼前、別山。山頂は寒風が吹きすさび早々に下山。往路を戻る。いつしか人が増えて踏み跡が多い。半数位は山スキヤー。踏み跡を追ってどんどん下る。この時季の白山は薄汚れていて残念。別当出合には沢山の自転車。暖傾斜の車道、自転車利用が賢い。車道歩きはこたえたが、新緑の景色が素晴らしい。⇒トップページ