のびやかな里山の展望の良い明るい尾根歩きの山 はくさん 510m 兵庫県西脇市
曇天の予報だが春うらら。8:15家を出、国道482号から中国道:吉川ICへ。竜野社ICで降り、国道175号を北上。
15km走り、県道139号との交差点を右折、橋を渡り左折、しばらくで無人の黒田駅着。駅前の空地に駐車。
電車は2時間に1本しかない。車で来た道を戻り、道なりに進む。分岐は左へ。かなり進んでも大歳神社が現れず、
行過ぎたかと引き返し、地元の人に聞くと、もう少し進み、回り込むと神社。案内板、道標が整備されている。
しばらく視界のきかないやや急な登りが続くが、稜線上に出ると、ツツジのピンクに彩られた疎林の明るい尾根から
のびやかな里山の展望が開け、気分も春うらら。起伏の少ない暖傾斜の尾根を散歩気分で進む。
左右に展望が開け、本山を眼前にできる。山頂までの距離標示が短い間隔で現れる。登山口に3000mとあり、
長く感じるが、どんどん距離を稼げる感じ。山頂手前200mから急登、あえぎあえぎ唯一の正念場。
狭い山頂岩場に抜け出ると、南方の展望が開け、気分よし。明石海峡大橋まで見えるらしいが春霞。
小休止後、少し引き返すと、眼前、妙見山622mのどっしりした山容。山腹が美しい、紅葉時の素晴らしさを想像。
白山までの明るい尾根道から山道らしい渋い尾根道に変わる。樹林の趣も良くなる。山頂手前まで暖傾斜。
道中の道標はなくなるが、分岐点には立派な案内板が整備され、地元の人たちの気持ちが伝わる。
本黒田駅への分岐点から少し登るとあっさり登頂。立派な標柱と三角点があるが、樹林の尾根道の途中という感じ。
山頂を過ぎて山腹を巻く周回コースあり。山頂からかなり進むと、展望地「まばお」に出、南方を俯瞰。
もやっているが遠目がきく日は良さそう。周回路への道がやや分かりにくいが、明瞭な道が続いている。
途中に妙見堂あり。最初の分岐点まで戻り、本黒田駅への最短コースを下山。視界のきかない植林帯から
林道、舗装道と続き、単調で面白味なし。地元では名山、複数のコースが整備され、別ルートで下山するか
往復の方がましか。山麓の田園風景がのどか、周辺の新緑の山々が優しい。⇒トップページへ
2007年4月21日(土)晴 9:50JR本黒田駅→11:30山頂→12:20妙見山→13:50本黒田駅