縦横の登山道・道標が整備された六甲屈指の好展望の秀峰 ぎょうじゃやま 415m 兵庫県宝塚市
2011年5月14日(土)晴 7:40阪急:芦屋川駅→9:20八幡谷入口→11:25奥山貯水池→12:35東六甲展望台
→13:20小天狗山→13:55大藪谷→14:45宝塚エデンの園→15:10山頂→16:00西山団地バス停
明日は朝からアルバイト。遠出は控え、六甲の未踏コース探索へ。かねて気になっていた芦屋川八幡谷、小天狗山、
行者山を探索するロングコース。ネット情報では、小天狗山と行者山は大丈夫そうだが、八幡谷は難しそう。
ロックガーデンへ向かう一般コースから分かれ、動物霊園から芦屋川沿いの山道に入る。地図では川沿いだが、
相当に高い位置を小さな起伏を繰り返しながら進む。宝泉水で下るところ、急斜面をよじ登る。ダートコースになり、
巨岩を見て、荒地山に登る道にいることに気づく。引き返し、少し進むと分岐。直進すると、再び荒地山への道に戻る。
分岐で右折するのが正解。この辺り、要注意。ナマズ岩、弁天岩を見て、車道に出る。右へ少し下り、山道に入る。
奥池への道標に従い上に登る。八幡谷入口は、渓流と堰堤ですぐに分かる。沢岸に下るのはダート過ぎて断念。
谷入口を過ぎると、すぐに明瞭な登路あり、拍子抜け。渓流沿い、明瞭な道とテープに導かれ楽観していたら、
踏み跡とテープが、沢から離れ登る方向と、沢沿いに進む方向に分かれ、いずれに進んでも進路不明になる。
沢沿いに進むと、沢が枯れ、広河原に出る。ごろごろ岳辺りに出ようと、見当で雑林中を進むと、明瞭な道に出る。
芦屋ゲート方向を示す小道標あり。反対側へ進み、雑林中、進路と位置を見失う。あせりつつ家の見える方へ進み、
何とか車道へ脱出。居合わせた人に奥池への道を尋ねる。奥池南の高級住宅街にいる。コースアウトに愕然。
教示された方へ進むが、地図と景色が合わず、混乱。幸い出会った老齢ハイカーに尋ね、教示の間違いに気づく。
道を尋ねながら、ようやく奥山貯水池着。奥池北東端から熊笹峠へ向かう。峠への登路は雰囲気が良い。
ドライブウエイに出、展望台から神戸の街並みの広がりを展望後、山道入口を探す。青の小道標発見!
踏み跡をたどり、尾根に出ると、明瞭な道あり。尾根伝い、テープを確認しながら進む。道中の雰囲気は悪くないが
展望は乏しい。緊張のせいか山頂まで長く感じられる。思いがけず出会ったイワカガミに気持ちが和む。
山頂と勘違い、岩場によじ登る。少し先で小突起の山頂着。複数のプレートあり。展望はあるがパッとしない。
南東へ下り切り、大藪谷道に出る。テープがあるが、こちらから登山口を見つけるのは難しそう。小笠峠から
逆瀬川沿い楽な平たん路を進み、エデンの園に出る。一番近い登山口目指し、園の建物の北側に沿って進み、
T字路で左方へ登ると、登山口あり。地図上でコースが示され、これ程分かりやすい道標は初めて。登山地図には
コースがないが、縦横に道がある!道標に導かれ短時間で登頂。山頂は変哲ないが、その先で展望が開け、
特に東観峰からの展望は素晴らしい。眼下、甲山、宝塚の街並み・山並みが広がる。目を転じると、
六甲主峰の山並み。展望の乏しい長い山歩きの末、大展望に大満足していたら、地元のハイカーが
「今日は見通しが良くない。こんなもんじゃないんだが」と残念そう。南東、わんぱく原っぱへ下山。
幸いすぐにバス便あり。⇒トップページへ