五 助 山

趣と好展望の穴場コース ごすけやま 636m 神戸市北区

曇のち雨の予報だが貴重な休日、六甲へ。幸い穏やかな曇天。有馬口から逢山峡への道は、のどかな散策路。
散歩の人が数人。渓流沿いに歩けないか、渓流まで降りてみるが進めない。猪ノ鼻滝に近づけないのが残念。
1時間で横谷との分岐点。兵庫登山会の案内板に従い、林道を右へ。暖傾斜の舗装道だが雰囲気は良く、まだ
散歩の人がいる。20分強で堰堤着。ようやく山道となる。堰堤の大きさに比し、小さく穏やかな渓流。明瞭な道と
テープに沿って楽勝で進んでいたら、倒木で遮られ進路にとまどう。倒木を越えると、再び道とテープ。急斜面を登り、
あっけなく尾根道に出る。堰堤から20分、拍子抜け。雰囲気は悪くないが、渓流の規模が小さく、時間も
短すぎ、物足りない。有馬三山を経て極楽茶屋に至るシビアなアップダウンを避け、楽に茶屋に至るルート。
六甲全山縦走大会の日、茶屋でハイカーの行列にぶつかるはずが、ハイカーゼロ、不思議。全山縦走路を進み、
すぐにテープのある水晶谷下山口発見。さらに進み、電波塔群のある付近で五助山への道標あり。「熟練者向き、
迷いやすく危険」とあるが、単独行できる人なら大丈夫。前半、笹の中を進む。ややブッシュ化しているが道は明瞭。
テープもあり迷うおそれは少ない。紅葉した山肌が美しいが、樹林に遮られ、スッキリと見えない。途中、派手なテープ
に従い左折。ほどなく三角点のある山頂着。小標示あり。思いがけず大きく展望が開ける! 東南方、荒地山の
長い稜線越し、市街と大阪湾が広がる。紅葉の山肌を眺めながらしばらく下ると、分岐点。左へ下る道が
明瞭だがテープに初心者用、階段多いとある。ややブッシュ化した方へ直進。少し下ると道が分岐、迷うが右へ。
短い痩せ尾根を渡る。唯一の危険個所か。どこに降り立つか? 結局、五助ダム手前で住吉道に出る。
道標もテープもなく、木道に草色の矢印が記されているのみ。この矢印は、コース上の木や岩に点在。最初は、
山上から下山する方がよい。物足りず打越山へ登り、八幡谷を下る。⇒トップページ

20061123日()曇 9:10神鉄:有馬口駅→10:10小川谷口→11:00尾根→11:15五助山下山口→12:10山頂
           →13:00住吉道→13:40打越山八幡谷→14:30阪急:岡本駅