船 坂 谷

静けさと趣の良い変化に富んだコース ふなさかだに 兵庫県西宮市

スッキリしない天気予報だったが、朝、青空が見える。昨日のロックガーデンに続き、六甲の難コースにチャレンジ。
宝塚発9:15の阪急バス乗車。ハイカーで満員。車窓から蓬莱峡の奇観!バスはゴルフ場に寄り道するので、
船坂橋の手前で下車。他に中年ハイカー1人。橋を渡り左折、川沿いに車道を歩く。しばらく進むと、ロープで遮られ、
右の河原沿いの道へ。少し進むと、沢山のテープのある取付点。テープに白水山とある。地図にはないが、
西の稜線上にある771mの三角点の山。早まってそちらへ進まないこと。この先で渓流を渡り、秋の気配の良い
石ゴロゴロの林道を進む。「触れると老ける」老ヶ岩は、道脇の大石。巨岩をイメージしていたので半信半疑になるが、
ガイド本どおり林道終点になる。堰堤手前に左に登る道がある。入口にテープも道標もないが、すぐにテープが現れる。
以降、古びたテープが点在。道は予想以上に明瞭、ブッシュも少ない。何度か渓流を渡る。テープで渡河点を
確認しながら進む。ほどなく川上ノ滝に出る。落差は低いが感じが良い。兵庫登山会の案内板の右手に登り道が続く。
道が二分する地点では、KCPの板片の矢印の方へ。本ルートは、暗く荒廃した感じがなく、全般に雰囲気が良く、
一人静かに気持ちよく歩ける。地図上、川上ノ滝がルート半ば過ぎにあるが、実感的には滝までが1/3。
少し開けた河原では進路が分かりにくいが、テープを探しながら素直に進む。堰堤前で初めて案内板あり。
案内図を見誤って、堰堤へ直進、急斜面をよじ登り、おかしいと引き返す。ハチの巣があり、襲われそうになる。
渓流から離れ、稜線に向って詰めのシビアな登りが続く。頭上の空を見上げ、もうすぐ車道かと思うが
なかなか出ない。道標が所々現れる。石宝殿近くの車道、カーブNo.112に出る。支柱にテープが巻いてあるだけ。
六甲最高点で沢山のハイカーと共に昼食。主稜線の樹林の美しさ、山道の趣に毎回感心。有馬へ紅葉谷は初めて。
観光地風の名前,期待半分だったが、名前どおりの紅葉の美しさ。ブナなどの大樹の趣も良い。
後半、すっかり観光地の風情になるのが残念。⇒トップページ

20061029日()曇 9:40バス停:船坂船坂谷→11:40車道六甲最高峰→12:40紅葉谷入口→14:20有馬温泉駅