好天続きの連休最終日。4年前、縦走周回して良い印象だったので逆周りでチャレンジ。本山の登山道は尾根コース、谷コースがあるがいずれも余り良くなく、荒廃した林道歩きが長いのもネック。山頂から南に延びる尾根を登れないかチャレンジ。中国道:山崎ICから国道29号、県道6号、521号で北上。連休最終日、車が少ない。県道と本山登山口への林道との分岐点路肩に駐車。10分ほど進むと、鉄橋がかかり数軒の家がある。鉄橋を渡ると細流を挟んで左右の尾根端に取り付ける。左は山頂から延びる長い尾根。少し迷い、家屋裏の右の尾根端に取付く。急だが比較的登りやすく、短時間で尾根上に出、普通の傾斜になる。ヤブはなく自在に歩ける。植林と自然林、雰囲気は悪くない。案じていたとおり中間点で灌木が密生。植林帯へ逃げながら何とか灌木帯を抜けると、急傾斜の禿山状地に出る。登り切ると、山頂南の暖傾斜地。振り返ると南面の山並みが広がる。樹海の新緑が萌えている。山頂までブナなど自然林の趣が大変よく、通常の登山道で登った場合も足を延ばしたい。登山道谷コースの誘導テープがある。山頂はだれもおらず静か。下山までだれとも会わず。軽食後、西の藤無峠側へピンクテープに誘導され、痩せ尾根を下降。1050m点で左(西)へ急下降。道標、目印がないが少し下降すると、補助ロープが張られている。ロープ伝いに下降、広い暖傾斜地になった辺りから進路が分かりにくくなる。地図、磁石頼りに見当で進み、未舗装路に降り立つ。林道かと思ったが県道。右(北)へ進むと三久安山への尾根端に出る。作業道伝いに容易に登れる。南面、禿山状、北面、植林で風情がない。程なく982m三角点確認。しばらく登ると、自然林帯になり山頂まで気持ちよく歩ける。何度か小さな起伏をこなし登頂。自然林に囲まれた小広場。本山山頂同様、宍粟50名山の金属標柱あり。軽食後、東へ尾根を下る。自然林の趣が良い。樹間から平長な氷ノ山を望む。もう雪もわずかしか見えない。前回、駐車点の先の廃屋前から公文川を渡渉、南東へ長く延びる尾根へ取付いたが、渡渉を避けるため県道が山側へ移った所へ下降することに。970m点から北東へ下降。植林帯で雑然として風情に乏しい。幸いヤブはない。地図、高度計、磁石と照らしながら計画通りに無事県道に降り立つ。15分で駐車点へ戻る。県道は駐車点から少し進み、未舗装になる所で通行止めロープが張られている。一句「濃き淡き緑沸き立ち萌ゆる山」⇒トップページへ
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