ダ ル ガ 峰
爽やかな高原漫歩と思いきや期待はずれ だるがなる 1163m 兵庫県宍粟市千種町
好天の予報、宍粟50名山を目指し遠出。ちくさ高原の峰越(みそぎ)峠から長義山(なぎさん、1105m)、本峰、
三国平を目指す。中国道:山崎ICから県道53号、72号を北上。予報に反し、高原はガスに閉ざされている。
峠の標示はなく、県境標示手前の広い路肩に駐車。登山口を求め車道を引き返す。ガイド本にある蛸の看板はなく、
「ライオンズの森」看板から少し下った所から砂利道を進むと、ブッシュに埋もれた蛸看板と登山口小道標発見!
踏み跡をたどり、金網フェンス沿いに登る。道がなくなり、雑林中、適当に登ると、あっけなく植林中の山頂に出る。
山頂らしさも趣も展望もない。本峰へは、不明瞭な踏み跡とテープしかない。雑林の急斜面を下ると、暗い湿地帯。
以降、小さなアップダウンを繰り返すが、尾根がはっきりせず。植林や雑林中、視界がきかず、とまどいながら進む。
テープと所々ある小道標が手掛かり。地図とコンパスを何度も見ながら進むが、位置がよく分からない。
進路が分からなくなったところで林道発見。林道をどんどん進むと、高原の広大な植林帯で伐採作業中。
材木満載のトラック脇を抜け、進み続けると、中国自然歩道の道標あり。伐採後の高原を進むと、
次々と道標や案内板が現れ、本峰着。高原の平坦地、雑林中に50名山標柱。気力をなくし予定変更、駒の尾山へ。
以前、後山から駒の尾山まで縦走、縦走を完成させることに。本峰から先、道、道標とも整備されている。
ちくさ高原からのルートは整備されている様子。前半は趣に乏しいが、後半、笹の回廊、自然林の趣が良い。
ただ、後山〜駒の尾山コースほど良くはない。立派な石柱を中心に石のベンチを円状に配置したおしゃれな山頂。
展望も良さそうだが、今回もガスに閉ざされ視界ゼロ。帰路、天気好転、伐採地跡から鳥取の沖ノ山、三室山を望む。
何度が進路を間違いそうになりながら無事下山。長義山からの下山時、三国平方面の展望が開ける。
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2008年7月21日(月)曇 9:25峰越峠→9:55長義山→11:30山頂→12:10駒の尾山→14:45峰越峠