大天上ヶ岳

20101229日()曇 8:55犬鳴山バス停→9:55登山口→10:35山頂11:05天狗岳→11:45七宝滝寺本堂

険しい急登のある修験道の山、犬鳴山八峯の一つ だいてんじょうがたけ 612m 大阪府泉佐野市

今日から6連休だが連日曇天の予報。寒気も厳しく、車での遠出はやめ、未踏のアプローチしやすい低山へ。
「関西日帰りベスト100」全登頂を目指し、雨山へ。雨山だけでは物足りず、対面する小富士山と併せて登るか、
未知の山域:犬鳴山の山と併せて登ることに。JR日根野駅で下車、犬鳴山行きバスが程なく来ることが分かり、
犬鳴山へ向かうことに。バスがだいぶ遅れ、イライラ。バスは1時間に1〜2本。バスは由緒ある日根神社などを
見ながら旧粉河街道を進む。終点で下車時、運転手さんに笑顔で話し掛けられ、気分が和む。トイレ、案内板あり。
犬鳴山は、大阪では有名な名勝地。元々は七滝、八峯を巡る修験道の地だったようだが、温泉旅館が立ち並び、
観光化されている。オフシーズン、人気がない。道なりに進むと、宗教色が濃くなる。一帯、七宝滝寺の寺域。
渓谷美も感じられるが渓流沿い人工の手が入り過ぎて風情を損なっている。本堂前を通過、建物に突き当りとまどうが、
社殿入口に土足可とある。社殿内を抜けると、行者ノ滝あり。滝に打たれて修行するのか。鎖もあり。
谷の北側に高城山、高鍋山、南側に本山、天狗岳あり。一度で全登頂することに。道標に従い、滝上へ回り込むと、
登山口道標あり。道標は八峯巡り用、達筆手書きで宗教臭く、分かりにくい。地図に危険マークが付いているが、
取り付きからダートな急斜面、ロープを頼りによじ登る。観光地の低山、高をくくっていたが本コースは危険。
急斜面をこなすと、暖傾斜の尾根道。雑林中、雰囲気は悪くない。程なく狭い山頂着。雑林中、手製山頂表示あり。
道標はないが、天狗岳方向と大タワ方向に道がある。天狗岳目指し、下り切ると、雑林中、緩やかな起伏になる。
展望はないが雰囲気は悪くない。本堂への分岐を過ぎて程なく、天狗岳着。魔王尊石造など祭られ宗教臭い。
講釈書きを読んですぐに引き返す。分岐点から本堂へ下山。本山もこの道で来れば安全だが物足りないか。
少し進むと、経塚権現山、小社あり。その先の岩場から関西空港を望める。参道ぽい道をジグザグに下山。
ハイカーには会わず、参拝者と会う。下り切ると、本堂境内の大閻魔像の裏側に出る。⇒トップページ