旭 岳
2005年7月22日(金)曇×晴 9:40姿見→11:30山頂→12:45間宮岳→裾合平→16:25姿見
山上の周回コースがお勧めの北海道の最高峰 あさひだけ 2290m 上川郡東川町
夏休み!いよいよ大雪山へ。6:30発。道央道:旭川北ICで降り、道道37,1160号を快走。
道標に導かれ迷わず9:00旭岳温泉着。ロープウエイ駅前の無料駐車場は満車に近い。
15分おきに出るロープウエイで標高1600mの姿見着。駅起点の沼めぐり遊歩道は人がゾロゾロ。
ピンクのエゾコザクラやチングルマのお花畑を抜けると、不毛なガレ場の単調な登りが山頂まで続く。
あいにくガスが湧いて展望がきかない中、黙々登る。登る人も降る人も多い。金庫岩から一頑張りで山頂。
幸い東方のガスが晴れ、広々した山頂からこれから向う熊ヶ岳の火口や間宮岳を望める。
残雪の長いスロープを降り、登り返す。ガレ場にイワブクロやメアカンキンバイが点々と咲く。
全体に緩やかな起伏、厳しい登降はなく快歩で進める。特に中岳温泉〜姿見間は、お花畑が続く桃源郷。
登山道脇、石で囲っただけの中岳温泉、白人の若者達が楽しそうに足をつけている。横目で見て先を急ぐ。
しばらく雪原が続くが、踏み跡が明瞭で心配ない。キバナシャクナゲの群生。シャクナゲは痛みやすく、
みずみずしいものに出会うのはまれだが、肌の透き通った美女に出会い、何枚も撮る。
夫婦池の手前からお花畑の絨毯!バックに噴煙を上げる旭岳、絵になる。
旭岳往復は面白味に乏しい。本周回コースが大変な場合は、姿見〜裾合平の往復がお勧め。
ロープウエイに乗らずに、温泉から姿見まで登るコースも湿原や樹林、花々の趣がよいとのこと。
宿泊したロッジヌタクカウシペ(旭岳のアイヌ語)は、趣、温泉、料理、接遇、料金とも良い。
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