大 文 字 山
曇天の予報が晴天に変わるが、最近、高速利用の遠出が続き、いささか疲れ気味、安気な山行にする。
どうせならと桜のある山へ。山科駅から名刹:毘沙門堂を目指す。京都らしい閑静な住宅街の直線路を進む。
途中、景観保存地区の桜と菜の花の取り合わせが春らしい。突き当たりにこじんまりした毘沙門堂。
しだれ桜で有名なようだが、まだ早くパッとしない。左脇の舗装道を進むと行き止まり。幸い居合わせた人に、
登山口への道を聞く。毘沙門堂の西にある聖天堂左脇の道を渓流沿いに進むのが正解。堂前に道標あり。
しばらく進むと、山道になる。植林帯の中、渓流沿いジメジメした道、短靴を濡らさないように注意しながら進む。
聖天堂から40分で尾根道に出る。その手前の登りが少し汗をかく程度。少し趣の良い疎林の中、緩やかに登る。
昭文社の登山地図には、本コースは未載だが道は良い。分岐点には道標あり。楽勝で三角点のある山頂着。
東から南、京都市街の展望が開けているがあいにくもやっている。ベンチにハイカー数人。しばらく下る。樹林越し、
比叡山のどっしりした風格ある姿を望む。道端に火種の薪が沢山積んである。有名な大文字焼き火床に出ると、
前面に大きく京都市街と山並みが展開!この大展望が本山の一番の魅力。火床カマドの点在する
禿山状の急斜面の階段を下り、右へ移動すると、銀閣寺への下山路。メインルートらしく、広くよく整備されており、
老若男女が次々に登ってき、山道の静けさはない。途中、趣の良い自然林があるが小規模。楽勝で舗装道に下山。
少し進むと、銀閣寺の雑踏。500円払い拝観するが肝心の銀閣は大改修中で見れず。しかし、庭園は素晴らしい!
「哲学の道」へ進んでみる。疎水沿い狭い散策路は、桜並木見物の観光客の行列、人混みに疲れる。⇒トップページへ
山麓の名刹観光と併せて楽勝で登れる京都の展望台 だいもんじやま 466m 京都市山科区
2008年4月6日(日)晴 8:25JR山科駅→9:20聖天堂→10:15山頂→11:10銀閣寺