大 普 賢 岳
2010年10月16日(土)曇 7:35和佐又ヒュッテ→8:35日本岳→9:20山頂→10:55七曜岳→11:55無双洞
→13:10和佐又山→13:40ヒュッテ
先日に続き台高山脈の山:白髭岳へ行くつもりが、地図を見ているうち、対面する大峰山へ行きたくなる。
15年ほど前、本山へ登り、ヒュッテ泊、翌日、大台ケ原に登った思い出の山。遠いと思い、4時半起床、早出。
南阪奈道から国道169号をひた走り、長い新伯母峯トンネルを出てすぐに右折、ウネウネ山道を登り切り、ヒュッテ着。
先行車数台、ハイカー数人。小屋は昔のまま。駐車料1000円払い出発。好天の予報に反し、曇天、展望もない。
和佐又のコルからブナなど自然林の趣が良い。緩やかに登り続け、修験道の洞窟のある岩壁に突き当る。
岩壁をバックに紅葉が絵になる。岩壁沿い洞窟を見ながら進み、急斜面を登り切り、日本岳下のコルに出る。
山頂まで痩せた岩稜の登り。鉄梯子が設置され、慎重に進めば危険個所はない。展望に恵まれないが紅葉が美しい。
予想より短時間で狭い山頂着。視界はガスに閉ざされ、すぐに下山。ガスの晴れ間、紅葉と小普賢が絵になる。
展望の開けた笹原の水太覗〜弥勒岳の辺り、ブナ林の趣が大変良い。国見岳の下を通過、稚児泊の苔むした
一帯の雰囲気が独特、とても良い。七曜岳の狭い山頂の岩上から眼前、稲村ヶ岳〜山上ヶ岳の連なり。少し下り、
道標に従い無双洞の方へ下山。雰囲気の良い樹林帯だが、道が不明瞭、テープを追いながら下り続ける。
急斜面をジグザグに下り、渓流沿いに進む。水簾滝の上に木橋、無双洞見物用と気づかず、渓流を渡って進んでしまう。
山腹を水平移動後、ダートな岩場の急登。不快なコースをしのぎ、穏やかな水平路を進み、和佐又のコルへ周回。
ガイド本では8時間のコースだが大幅に早く済み、和佐又山へ寄り道。自然林の趣の良いドーム状の穏やかな山。
広い山頂部は一部樹木が伐採され、本山を展望できる。北側の道を下ると、駐車場前の広場に出る。
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