鳥 海 山
鉾立から往復するロングコース ちょうかいさん 2236m 山形県遊佐町
2025930日()晴 2:45鉾立→4:45御浜小屋→5:45七五三掛A→7:35大物忌神社→8:30新山山頂9:25七高山→11:15七五三掛→12:10御浜小屋→14:10鉾立地図地図
今年3月に右踵の足底腱膜炎になり、6月末まで山行休止。300名山行が出遅れてしまい、8月後半にようやく福島方面へ遠征。今回2度目の遠征。関東から徐々に北上、新潟、福島方面まで登り、いよいよ東北へ。これまでは神戸から1泊で翌日には登山できたが東北は無理。車の運転時間も長く、フェリー利用を検討するが今回は車で。28日7:00神戸の自宅発、北陸道経由で新潟泊。新潟から鉾立まで200km強、昼には着けるので御浜小屋まで登れば行程が楽になるが8月末で営業終了。南面の滝ノ小屋から往復が時間的に短いが登山口にトイレがなく、車中泊に不向き。29日午前中、新潟市内観光後、北上、鳥海ブルーラインで15時過ぎ鉾立着。ガスに閉ざされ、小雨。広い無料駐車場ときれいなトイレあり、車中泊には良い。他に10台ほど駐車。3:00起床予定だったが早めに寝たので2:00前に目が覚め、準備でき次第出発。星の見える好天。展望台まで舗装道。その先も登山道、道標が整備され、ヘッドライト頼りに不安なく進める。総じて暖傾斜、楽に進める。賽の河原から30分ほどで御浜小屋着。5時過ぎ薄明るくなる。七五三掛の少し先で外輪山コースと千蛇谷コース分岐。谷コースへ。予想に反し悪路の急下降。下り切ると急登が続く。詰めの急登をこなし、大物忌神社・頂上御室小屋着。トイレ借用、軽食休憩中、初めて人と会う。新山は岩をランダムに積み上げたような急斜面、気持ちが臆するが足がかり手掛かりは十分にあり、ペンキマークを追いながら必死に登る。山頂は岩塔でくつろげる場所がない。次々と人が登ってくるので早々に退散。外輪山コース側へ下る。神社からの直登より少し楽か。岩場を下り切り、外輪山コースへ登り返す。七高山へ寄り道。雀のような小鳥が数羽人を気にせずチョンチョンしている。山頂から眼前に新山。千蛇谷を見下ろす。外輪山コースは小さな起伏の普通の道だが長くダレる。伏拝岳で休憩、七五三掛まで戻ると後は暖傾斜の下り。険しい北面と対照的にのびやかな起伏の景観。秋の色づきが美しい。御浜小屋から鳥海湖を見ながら休憩。象潟の平野と海岸線を見ながら最後の下降を続け、ようやく鉾立に戻る。一句「秋晴れや日本海望む鳥海山」⇒トップページ