武 奈 ヶ 岳
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雪山と大展望を満喫するが自力でコース取りできず反省 ぶながたけ 1214m 滋賀県大津市
土・日、知人達と行楽で小豆島へ。土曜は全国的に雪模様、小豆島も雨と雪、ノーマルタイヤでは寒霞渓へ登れず。
関西全域好天の祭日、前回の伊吹山に次いで念願の雪山を目指す。JR神戸駅発7:16の湖西レジャー号乗車、
堅田発坊村行きバスは、雪山装備の登山者で満員!坊村に近づくと、最近の降雪で路肩は低い雪の壁。
御殿山コースで比良の最高峰へ。取り付きから急傾斜、本コース利用者が多いようで、雪が踏み固められており、
アイゼン装着。植林帯の中、一本調子の急登が続く。途中から自然林と混在。低い潅木林帯に抜け出ると、
背後に山並みが大きく広がり、疲れの飛ぶ開放感!右方、蓬莱山のゲレンデ。前衛の御殿山へノンストップで急ぐが、
地図どおり2時間かかる。狭い山頂は本山のビューポイントとして最高、山頂までの雪の稜線を見通せる。
軽食後、点々と見える先行者を追う。快速でワサビ峠へ下り、山頂まで登り返す。遮るもののない雪の稜線漫遊、
山頂から素晴らしい大展望!琵琶湖越し伊吹が屹立、ここから見る伊吹は鋭い。あの斜面を登ったという自負。
眼前、釈迦岳方向の冠雪の主稜線が美しい。大勢の登山者から離れ中峠へ向う。大橋へ下る予定。
踏み跡が少なくなるが轍が続く。コヤマノ岳へ登り返す。この辺りブナ林が美しい。明瞭な轍を追い先を急ぐが、
なかなか峠に着かない。途中からスノーシューをはくが余り快適に進めない。不安になりだしたころ小道標あり。
どうも中峠への尾根道からはずれているが、どこにいるのか分からず不安。轍も分岐するがままよと稜線をたどり、
急斜面を下り切る。進路に迷っていたら先行の高齢者が引き返してくる。位置を教えてもらう。コヤマノ岳から中峠へ
南西に進むところ南東の尾根(夏道なし)を下り、金糞峠の下に出ている。左へ少し進むと道標ありホッ、すぐに
金糞峠に出る。帰途を急ぎ、急傾斜の青ガレをアイゼンを付けて急ぎ下る。このルートも踏み固められており、
快速で下れる。ルートミスのため早く下山できるが自力でコース取りできず、雪山での自分の未熟さを反省。
先行者の踏み跡とテープ頼りでは、心もとない。⇒トップページへ
2008年2月11日(月)晴 9:40坊村→11:40御殿山→12:35山頂→14:20金糞峠→16:15JR比良駅