毘 沙 門 谷
なめてかかると意外と手ごわい小渓 京都市右京区
 2016915日()曇 9:30栂ノ尾駐車場→9:55入渓→11:25出渓→14:10国道162号→14:45駐車場
車中泊で南紀の沢へ行きたいが週末は天気と仕事の都合が良くない。仕事休みの平日、短時間で安気に遡行できそうな小渓へ。観光地:高尾の高山寺近くの沢。京都縦貫道:沓掛ICでは降りれず、篠ICで降り、高速へ乗り直す。沓掛ICから国道9号、162号へ。市内は渋滞、時間が掛かる。高山寺前を通過、広い無料駐車場に駐車。トイレもある。国道162号を北上。車が多い上、路肩が狭く不快。毘沙門橋下が谷入口、すぐに分かる。谷の右側に小道あり。すぐに2条の滝があるが荒廃した様子。少し先から入渓。少し進むと、4、5mの滝が2段。左から直登できそうだが左から巻く。左は切っ立った岩壁。小さく巻けそうだが大巻き、岩壁を越える。急斜面の下降に難渋。のっけからこんな小滝で情けない。気分の乗りが悪い。後でガイド本を見たら右から巻くとなっている。全体に苔むした渋い雰囲気。倒木が邪魔だが雰囲気は悪くない。しばらく小滝を慎重にこなし進むと、5m滝の奥に15m滝。5m滝は左から直登できそうだが、左からロープに助けられ無難に巻く。15m滝前まで進み撮影。右斜面を無難に巻く。穏やかな滑床の小川を進むと、最後の見どころ、毘沙門滝20m。余り迫力ない。すぐ右上の小道に登り、簡単にかわす。その先、平凡な小川、早々に出渓。あっけなく物足りない。小川沿い小道を進む。道がやや不明瞭、何度か渡渉。岩屋が現れ目を惹く。この辺りまで遡行してもよいか。進路不明瞭になる。小川越し広場が見え、渡渉、林道が伸びている。林道をたどると明瞭な林道に出る。沢ノ池を見て、未踏の桃山へ行きたいが、左右どちらに進めばよいか分からない。右へ進むが間違っていそう、戻る。反対側へ進むが間違っていそう、戻る。ウロウロ時間ロス。こんな所で道迷い情けない。右へ下り続けると、車道に出る。福ヶ谷を下っていると思いきや、菩提滝の案内板。何とずっと北の池ノ谷。東海自然歩道の道標あり。池ノ谷沿いの歩きは悪くないが、国道歩きはウンザリ。本谷だけでは物足りず、高尾の名刹巡りか付近の山登りと兼ねた方が良い。⇒トップページ