弁 天 谷 |
倒木・ゴミがなければ入門級の秀渓だが べんてんだに 984m 和歌山県高野町 |
2014年8月30日(土)曇×晴 8:40駐車点→9:4545m滝→10:30二俣→11:10堰堤→11:45車道→12:15弁天岳→12:40大門→13:30鏡石→14:45神社→14:55駐車点 |
天候不順続きの中、好天の予報。スケールの大きな沢へ行きたいが増水が心配。先週に続き無難そうな沢へ。「日帰り沢登り」紹介の高野山:弁天岳の谷。南阪奈道から県道30号を南下、京奈和道:橋本ICから国道370号へ。カーブ続きの狭い道、走りづらい。枝道へ左折、不動谷川沿い狭い道を進む。集落を過ぎて程なく本谷沿いの林道へ渡る小橋あり。橋前の路肩に駐車。本沢を見下ろしながら林道を進む。沢中、伐採木が多く、入渓する気になれない。マシになった所から入渓。滑床を進むとすぐに林道終点。ここからの入渓が良い。総じて安気に進める滑床が多い。小規模ながら倒木がなければ雰囲気の良い秀渓だが、特に前半、倒木が多い。入渓後30分で12m滝。無難に巻く。しばらく進み、ハイライトの4段45m斜瀑。遠目には難しそうだが、足掛かり多く、滝中を登れそう。気温が低く、濡れたくなく、右側の岩場を登る。上段の方が容易に登れる。続き滑滝の斜瀑が連続。容易に登れる。この辺り、倒木も少なく、雰囲気が良い。赤岩の長い滑床を過ぎ、二俣に出る。水流の多い右へ。雑然として風情がなくなる。傾斜が急になるが登りに難渋する程ではない。小堰堤を越え、滑床状の斜面を登り続ける。次の堰堤前で登山靴に変え、堰堤を越える。両岸は雑林とブッシュの急斜面。タイヤなどのゴミが目に付く。沢を詰め登ると、頭上に車道橋脚。急斜面をよじ登り、短時間で車道に出る。弁天岳への登路を求めてウロウロ。見当たらず、橋脚下の谷へ降り、赤土の急斜面をブッシュ沿い難渋しながら登る。最後はブッシュを突破、山道に出る。左へ登り、登頂。三角点、立派な小社あり、静かな聖域。道標の大門の方へ進む。最初に出た山道ではなく、雰囲気の良い遊歩道を緩やかに下り切ると、大門前。門前の車道を渡ると、町石道入口。石柱道標のある町石道を安気に進む。外国人観光客数人と出合う。こんな古道を目指すとは感心。変哲ない鏡石を見て、町石道から離れる。車道への登路を求めウロウロ。結局、鏡石のある急斜面をよじ登る。鏡石のしばら手前に登路あり、そこから車道に出るのが良い。車道をしばらく進むと、右へ進む枝道あり。荒廃した様子。ブッシュで北西の尾根への入口が分かりにくいが、ブッシュ越し木の幹に赤ペンキが見える。明瞭な道が延びている。迷う分岐もあるが、溝状の明瞭な道をたどる。小社を見てしばらくで往路通過した集落内の神社境内に出る。川沿い車道を進み、程なく駐車点着。下山路に関しては良い。⇒トップページへ |