愛 宕  

山登りの山というより愛宕神社詣の由緒ある山 あたごやま 924m 京都市右京区

200653日()快晴 10:00表参道鳥居→11:50愛宕神社→12:25月輪寺→14:00清滝バス停

京都の名峰だが観光地の印象が強い。敬遠してきたが、未踏の日本300名山、連休初日、優先して登る。
京都駅から清滝行き京都バスに乗車。観光客が多く、空席なし。清滝バス停から道が左右に分かれる。
左の細い道へ下る。鳥居からしばらくは暖傾斜の舗装道。その後、階段の多い登り。歩き込まれた広い参道、
スニーカーが歩きやすい。登山者より老若男女の行楽客が多い。五合目あたりまで中程度の傾斜の登りが続き、
行楽客にはシビア。樹林に遮られ、展望は乏しいが、七合目休憩所で東南方、京都市街の展望が開ける。
ベンチに座り、展望と昼食を味わう。神社まで平坦な暖傾斜の参道歩き。年季を感じさせる杉の巨木が立ち並ぶ。
神社前の参道横に広場があり、沢山の人がくつろいでいる。最後の石段を登り、神社に参拝。近年再建されたもの、
由緒ある趣は感じられない。石段を下り、道標に従い月輪(つきのわ)寺へ。人は少ないかと思いきや、結構、多い。
月輪寺参道だが、山道に近く、狭く、やや急な道がジグザグに続き、結構シビア。ツツジの明るい紫が林間を彩る。
思いがけず満開のシャクナゲ!そこが月輪寺。小さなお寺だが、古びて由緒を感じさせる。御簾越しの仏様も尊い。
シャクナゲと新緑、山桜の取り合わせが絵になる。長く感じられるジグザグ道を下り、車道に降り立つ。
渓流沿いに空也滝への遊歩道が延びる。期待しながら進むが、人家にぶつかり、進路が分からず、引き返す。
物足りない思いで車道を下っていると、樹林の切れ間から新緑がさわやか。⇒トップページ