荒 地 山

岩場の多い荒地山南面山腹を探索 あらちやま 549m 兵庫県芦屋市

2011530日()曇 8:30阪急:芦屋川駅→10:10キャッスルウオール→10:55黒岩→11:45岩梯子→12:45山頂

台風通過のため、風雨に振り込められ、山行できず。今日は台風一過の晴天を期待するが曇天。遠出はやめ、
六甲の未踏コース探索へ。ネットで荒地山南面に縦横に道があることが分かり、ネット地図を頼りに探索してみる。
高座谷側から探索したかったが、雨による増水をおそれ、尾根側から探索。平日の朝、駅には学生が多いが、
ハイカーは見ない。駅を出ると、まさかの小雨。高座ノ滝への道と分かれ城山へ。整備された道を淡々と登る。
鷲尾山は気づかずに通過。緩やかな起伏の馬の背を進むうち、高座ノ滝への下山口2か所通過。いずれも道標あり。
尾根道が岩梯子手前で西から北へ進路を変える位置に下山口あり。道標はないが比較的明瞭な踏み跡がある。
急斜面を慎重に下ると、キャッスルウオール西脇に出る。平面な岩壁にロッククライミングの金具が点々と残る。
少し下り、沢に出る。意外と道標が設置されている。沢沿いの道を進み、奥高座ノ滝へ。左右に小滝あり、
どちらが奥高座ノ滝か。よく見ると、左側の滝に小表示板あり。滝の右脇の岩場をよじ登れそうだが、
キャッスルウオールまで戻り、巻く道へ。ネット地図では、滝を巻いた地点から上へ登れるが、分からないまま
沢沿いに進んでしまう。沢が細くなった辺りから登り道になる。しばしの登りで黒岩に出る。岩棚上に松が一本。
樹海や街並みの展望が開ける。初めてのアングルで山腹の岩場を見る。山頂側へ少し登り、プロペラ岩目指し、
右の踏み跡へ。少し下り、プロペラ岩に出る。小表示板あり。岩の多い沢沿いの下りになり、コースアウトしたかと
案じていたら、ネット地図にある甲南山岳会の金属プレート発見。山腹を巻くように踏み跡を進み、縦走路に戻る。
岩梯子の上に出たかと思いきや、しばらく進むと、岩梯子に出る。荒地山のビューポイントの岩場を抜ける。
予想以上に時間を要し、探索はこれまでにして山頂へ向かうが、明瞭な下山口があり、つい惹かれて進んでしまう。
ネット地図では、プロペラ岩へ通じる道。明瞭な踏み跡があるが、山腹を巻かずに下っている。進路を見失い、
引き返す。途中、黒岩の一本松が目を引く。尾根道を進み、巨岩の多い山腹とは対照的に穏やかな山頂着。
この山域では、荒地山の岩場と高座谷が魅力。ロッククライマーが入るためか、山腹の岩場を巡るように縦横に
踏み跡があり、色々な岩場を探索できる。初心者には難しいが、六甲の穴場として面白く半日を過ごせる。⇒トップページ