荒 島 岳
 素晴らしいブナ林帯を抜け、好展望の山頂へ あらしまだけ 1523m 福井県大野市
2014119日()曇→雨 5:30カドハラスキー場駐車場→6:15登山口→7:30シャクナゲ平→8:35山頂→9:35シャクナゲ平→10:55登山口→11:30駐車場
昨夕、大野市内の古い旅館:俵屋泊。4:00起床。持参のパンで朝食を済ませ、5:00発。暗い中、国道158号を東進。スキー場駐車場への入口を通過、引き返す。国道から少し登り、広い駐車場着。トイレ、案内板、道標が整備されている。雨天の予報だが幸い曇り。ヘッドランプを点け、舗装道のスロープを登る。登り切った空地の右手から石の多い道をしばらく登ると、登山口標柱あり。この先、シャクナゲ平までブナ林のプロムナード。15年程前、金沢在勤時代、中出コースから登ったがブナ林の印象はない。ブナ林の素晴らしさに感嘆。悪天による展望の乏しさを補って余りある。道中、一面、晩秋の色に染まる。陽ざしがあればと残念。曇天ながら薄墨の平野や周辺の山並みを展望できるが、途中の白山展望所から白山は見えず。登るにつれ傾斜が増すが、ブナ林や秋色の中、癒されながら淡々と登る。中出コースと合流するシャクナゲ平は、気持ちの良い平坦地。眼前、樹林越し本山が控える。鞍部へ下り、登り返しの急登がシビア。モチガカベ辺りは特に急、慎重によじ登る。ロープや鎖あり。登り切るころ、雨になる。山頂部へ笹原の最後の登り。気持ちよく歩ける所。前回、ここから山腹の趣が印象的だったが悪天で今一。さえぎるもののない平坦な山頂、立派な方位板や白山の写真パネルがあるが視界ゼロ。小社に頭を下げ、淡々、引き返す。こんな日でも元気な山ガールやグループ、半そで軽装のオジサンなど雑多に登ってくる。百名山ブームか。改めてブナ林や秋色を鑑賞しながら下る。対面の山腹、一面の紅葉。悪天で残念。雪山山行を検討したことがあるが、登れそう。次は快晴下、雪面上のブナ林や冠雪の白山を見れたらと念じる。⇒トップページ