粟鹿山から下山後、近くの本山を目指す。国道427号から312号へ。伊由市場から県道526号へ左折。
カーナビに導かれ川上まではスムーズに着く。青倉神社への大看板に従い、急坂を登り、少し先で左折、
林道のような道が続くが車の対向が難しそうで引き返し、県道の路肩に駐車、歩き始める。
しかし、車道は山腹を巻くように高く上っており、少々の歩きではとても着きそうになく、再び引き返す。
すっかり時間ロス。出直しも考えるが、ここまで来るのは大変。気を取り直し、車で神社へ。
予想以上に遠く、高く上る。幸い対向車はないが、黒川温泉への道でもあるため、時々車が走っている。
神社下に広い駐車場。神社への階段入口に登山口標示。先週の行者岳の岩屋観音と似て、
垂直な崖に向って急傾斜の石段から社殿を見上げる。「目の神様」として昔から有名らしい。
ド近眼の自分にはありがたい、一応お参り。名水もいただく、おいしい。登山口が見当たらず、
石段を下ると、途中から水平に道が伸び、登山道の標示あり。登りには気付かず。
最近は植林帯の登りが多かったが、聖域として保護されてきたのか、新緑の自然林の中、気持ちよく進む。
峠までは楽に至るが、峠からいきなり見上げるような急傾斜の登り。息を切らせながら木段を登る。
小ピークへ登り切ると、後は趣の良い自然林の尾根歩き。大きな反射板の見えるところが山頂。
展望には恵まれないが、正面、西側は樹林が切り開かれ、先週登った行者岳を探す。
反対側、反射板の柵越しに午前中登った粟鹿山の風格の山容を望む。登頂の満足感を新たにする。
国道312号を北上した場合は、多々良木から道標に従い右折しても良さそう。行者岳と併せて登るもよし。
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