天 ヶ 岳

暖傾斜の尾根歩きが続き楽チンだがメリハリも展望もない山 あまがたけ 788m 京都市左京区

2008118日()晴 10:05叡山線鞍馬駅→12:25山頂→14:15大原バス停

天候不順の週末、行き先に迷う。天気に恵まれないと予想、展望が良くなく、そこそこ雪のありそうな本山へ。
京都北方山域には多数の低山があるが初めて足を延ばす。阪急、京阪、叡山線と私鉄電車を乗り継ぎ3時間、
ようやく鞍馬駅着。風格と華やぎのある鞍馬寺山門前を通過、東海自然歩道道標に従い登山口へ。
道中、道標、道ともよく整備されている。薬王坂を登り、短時間で尾根に。山頂を経て金比羅山への分岐まで、
暖傾斜、一本調子の尾根道が続く。楽だが単調でメリハリがない。登り前半は植林や雑林、趣に乏しいが、
後半、潅木林の趣が良い。次第に雪が増え、山頂で10cm程度。スパッツだけで十分。先行者の踏み跡が続き、
迷わず進める。テープは少ないが、単純、明瞭な尾根歩き、踏み跡がなくても大丈夫そう。
終始、樹林の中、チラチラ周辺の山並みが見える程度。予想に反し穏やかな晴天、展望が得られず残念。
いつ三又岳を通過したか分からず、本山までの距離の見当がつかないまま淡々歩いていたらひょっこり山頂。
振り向いて山頂標示に気付かなければただの分岐点、登頂感なし。植林帯を抜け大原への分岐点に出ると湖!?
琵琶湖を望めるとは。正面は皆子山か。樹林に遮られ、写真を撮れないのが残念。だらだら単調な下りが続く。
シャクナゲ尾根への分岐を見送り、ネット沿い歩み続けると、唯一展望が開ける。南西、変哲ない風景だが
他にいい写真を撮れないまま下山。翆薫山、焼杉山への分岐点から暗い谷沿い、やや急なジグザグの下り。
舗装道になりしばしでお土産屋が現れる。寂光院入口を見落とし、観光客ばかりの道を抜けバス停へ。
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