恒例の夏のアルプス山行、未踏の300名山:赤牛岳を目指す。主コースからはずれ、効率よいコース取りが難しい。以前、野口五郎岳〜種池山荘大縦走の際登った竹村新道を再び登る。21日、信濃大町駅からタクシーで高瀬ダムへ。石積みダム、景色が良い。トンネルを抜け、ダム湖沿い平坦路を進む。後半の山道もよく整備され、楽に晴嵐荘着。雰囲気の良い山峡の広河原にある温泉付き山荘。今回も空いており、くつろげる。名古屋駅で買った弁当で夕食。22日4:00起床。荷造り、朝食が早く済み、5:00発。歳で体力が落ち、竹村新道の急登、バテないか心配だったが淡々と登れる。荷の重さもさ程苦にならない。曇天、暑くもない。樹林の趣が良い。大天井岳のシルエット、荒々しい硫黄尾根越し北鎌尾根、一瞬ガスが切れ、槍!樹林帯を抜けると、真砂岳〜野口五郎岳、鷲羽岳の展望が広がる。真砂岳分岐〜東沢乗越、好展望の遊歩コース。天気も好転。水晶岳〜赤牛岳、鷲羽岳、野口五郎岳、それぞれ名山に相応しい風姿。特に野口五郎岳は、以前の縦走時、変哲ないドーム状地としか感じなかったが優美で存在感あり。背後、燕岳の平長な稜線。東沢乗越から最後の急登、荒々しい崩壊地を乗り越える。進んでみると、見上げた時ほどの険しさはない。いよいよ水晶小屋が見える!それ程苦しい思いもせず、予定より早く小屋着。小さな小屋、満員を案じていたが、一杯にはならず、ゆっくりできる。水の確保が難しいようで有料。夕食もカレーライス。外トイレで利用づらい。小屋裏の高みから鷲羽岳への縦走路や明後日向かう五色ヶ原を見晴らす。硫黄岳越し大天井岳、常念岳。槍はガスに隠れ、最後まで姿を見せず。⇒トップページへ
アプローチが不便な北アルプスのマイナーな300名山 あかうしだけ 2864m 富山県富山市
2013年8月21日(水)曇 15:05高瀬ダム→17:40湯俣温泉晴嵐荘 / 22日(木)曇→晴 5:00晴嵐荘→7:50湯俣岳→9:50南真砂岳→11:00真砂岳分岐→12:35東沢乗越→13:20水晶小屋