赤 谷 山 |
鳥取県側から波佐利山と結ぶ周回コースにチャレンジ あかたにやま 1216m 鳥取県若桜町 |
2018年6月2日(土)快晴 8:25羽佐利橋→9:20751m点→10:40レーダー反射板→11:35山頂→14:25波佐利山→15:55林道終点→17:00羽佐利橋 (地図) |
梅雨入り前、週末好天の予報。あいにく業務繁忙、せめて1日山行。気温上昇の予報に今年の初沢登りをしたいが、迷った末、今回も登山道のないコースにチャレンジ。好きな赤谷山へ。無雪期に1回、積雪期3回、各異なるコース取りで登る。地図を見ていて、波佐利山と結ぶ周回コースを思い立つ。大ボウシも結べば、大周回だが時間的に無理そう。ハサリ川へ下ることに。沢靴なども持参。中国道:山崎ICから国道29号を北上。初めて戸倉峠を越え、鳥取側へ下り、羽佐利橋脇の路肩に駐車。目の前に、本山北西に長く伸びる尾根端。楽観に反し、急峻な岩壁。ハサリ川沿いの林道を進み、取付き点を探そうかとあきらめかけるが、岩壁の切れた所から取り付いてみる。木枝、根っ子頼りに必死で這い登る。30分程で普通の急傾斜になり、751m点まで登ると、暖傾斜。幸いヤブはなく、歩きやすい。片側、植林、片側、自然林。趣は悪くない。人気のない静けさが良い。緩やかに登り、951m点から横広い急斜面を登る。登り切ると、反射板あり。平長な氷ノ山が大きくきれいに見える。この先、ヤブになる。主尾根に合流する手前はヤブが濃く、難渋。抜け出ると、本山すぐ北のピーク。逆に周回する場合、進んできた尾根入口を見つけるのは難しそう。不明瞭な道の両側はヤブ。小広場の山頂に抜け出ると、樹林上に周囲の山々の展望が広がり、山名同定。積雪期と様相が一変。余りに人気がなく、だれか来ないかと思いながら軽食休憩後、山頂から南進。積雪期と違い、道は戸倉スノーパークへ向かう。主尾根上は踏み跡程度。波佐利山へ伸びる長い尾根への分岐が分からない。半ばあきらめ、分岐を探しながら引き返す。ヤブの切れ間に踏み跡発見!方位も合っている。積雪期に波佐利山へ縦走したときも分岐が分からず迷った所。以降、緩やかな起伏の長い尾根歩き。正しいコースか自信がなく、地図・磁石と照らしながら進む。ヤブっぽいが低いヤブ、前進に支障ない。自然林の趣も良い。一層人気なく、孤独感と静けさを満喫。不安と焦りからまだかまだかと山頂標柱を求める。ようやく標柱を見て安堵。展望のない地味で変哲ない山頂。北西へ下るが、山頂から分岐する尾根は方位が違う。地図を再確認、往路を少し戻り、北西へ下る尾根へ直進。すぐに鞍部に降りる。北へ沢を下降。最初の急斜面を慎重に下り、沢に降りると、歩きにくいがじきに暖傾斜になる。さらに下ると、水流のある沢横の河原を進め、結局、沢靴には履き替えず。長い沢沿い歩き、ようやく林道終点に出る。林道歩きも長く、この沢沿いコースはお勧めできない。⇒トップページへ |