赤 谷 山

素晴らしいブナ林と展望に出会える整備された山 あかたにやま 1216m 兵庫県宍粟市波賀町

2008727日()曇 9:15旧戸倉トンネル入口→11:00山頂→12:35トンネル入口     

氷ノ山南麓、鳥取へ抜ける戸倉峠南に明瞭な尾根が延びる。きっと道があるはず、行って見たいと思っていたら、この稜線上の三角点はいずれも宍粟50名山。ネットで情報を仕入れ、早速出かける。昨日に続き中国道:山崎ICから国道29号を北上、さすがに戸倉峠までは長い。新トンネル手前右に旧道入口。旧トンネル前で舗装道は終わり。その先の林道はゲートで閉鎖され、立入禁止だがゲート脇から入る。平坦な林道、尾根への取り付き点を探しながら進んでいると、峠手前に真新しい登山口標柱!15分で峠着。険しい岩壁が頭上にのしかかる。その先、明るく開け、鳥取側を展望。吹き抜ける風が爽やか。登山口へ引き返し、尾根に取り付く。ピンクテープがうるさい位点々とあり、踏み跡も続く。要所には小道標あり。取り付きの急斜面には真新しいロープあり。もう1,2箇所、急登があるが、総じて暖傾斜の起伏、楽勝で進める。最初のうち、ブナなどの細い幼木林だが、次第に大きなブナが林立。見事な巨木もある。特に1143mピークは、ブナ林に囲まれた趣の良い空間。この先のブナ林が素晴らしい。ネット情報では、山頂手前からヤブこぎとなっているが、2m幅にきれいに刈り払われており、楽勝で登頂。山頂も刈り払われ、素晴らしい展望、宍粟を代表する高峰を一望。正面、藤無山方面の山並み。しばし山名同定を楽しむ。あいにく北側は暗雲に覆われ、氷ノ山の大きな裾野しか見えない。さらに南に刈り払われた道が延びており、次の三角点:阿佐利山まで行けるのか。誘惑に駆られるが、時間的に無理そう、引き返す。往路、地図と磁石で方位と位置を確認しながら進んだが、帰りはピンクテープを追って安気に進み、あっけなく下山。昨日登った竹呂山と併せて登れば、経済的だった。⇒トップページ