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Review
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Julie
Driscoll |
1969 |
1971発売 |
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1 |
A New Awakening |
3:50 |
2 |
Those That We Love |
4:49 |
3 |
Leaving It All Behind |
4:50 |
4 |
Break-Out |
5:22 |
5 |
The Choice |
6:00 |
6 |
Lullaby |
4:23 |
7 |
Walk Down |
4:16 |
8 |
I Nearly Forget - But I went back |
5:10 |
私は彼女の独身時代の作品を全く聴いたことがなかった。この作品が発売された1971年当時、彼女は英国のファッションリーダーとして、絶大な人気を博していたらしい。しかし、残念な事に、聴く機会がなくここまできていた。2000年だったか1999年だったか夫のKeithTippettと共に来日した。そのジョイントライブが良くて、いつか独身時代のも聴こうと思ったのだが、ここにきてようやく聴くことが出来た。聴く前は、ジョニーミッチェルのデビュー頃のフォークソングみたいな作品なのかなと勝手に思っていた。しかし、かなり要素は違っていた。管楽器を多用したプログレッシブロック風な音とジャッジーなフレーズとでも言おうか。勿論、フォークソングの香りもするが英国だから泥臭ささが全くない。時にはやさしく時には力強く絶唱する声は張りがあり伸びがある美しい声である。エンジニアがEddieOffordというのも少々驚きであった。彼は当時YESのエンジニアとして第6のYESマンとまで言われていたプログレッシャーである。また、この作品でのセッションがきっかけでKeithTippettと出会ったらしい。
まあそんな事はどうでもよくって、この作品は良いです。(このコーナーでは良いと思った作品しか紹介しないが)
私にとっては1968年-1974年が英国ロック・ポップスの輝ける第一期黄金時代である。この作品の音や演奏に「古さ」は感じない。だが、良い意味で「時代」を感じる。古き良き時代のノスタルジーにたっぷりと浸れる傑作だ。 |
JulieDriscoll(Vocal/Acc.Guiter)
ChrisSpedding(Ere.Guiter,Bass)
KeithTippett(Piano,Celeste,Arrengements)
EltonDean(AltoSax)
NickEvans(trombone)
BrianGodding(Ele.Guiter,Voices)
TrevorTompkins(Drums)
DerekWadsworth(trombone),JeffClyne(Bass,ArcoBass)
MarkCharig(Cornet)
KarlJenkins(oboe)
BudParks(trumpet)
StanSultzman(AltoSax)
BrianBelshaw(Bass,Voices)
JimCreegan(Guiter)
BarryReeves(Drums)
BobDownes(Flute)
Engineer Eddie Offord
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