専門演習と大学院演習(三原ゼミ)

今までの卒論と修論のタイトルです。

論文作成の際に世界の人たちから見られるかもしれないと事前承諾をもらってありました。
読みたいという方がいらっしゃったら、連絡をください。
公益大では、各ゼミから1篇、推薦されて「卒業論文集」に掲載されました(10期生、11期生は私の退職に伴い非掲載)
掲載時に推薦論文につけた担当教員の「推薦文」だけ残しておきました。クリックすると読めます。

2005年3月卒業の1期生
上野 寛 「右利き社会と左利きについて」
大谷 環 「天保十一年・荘内藩国替え反対運動の発生要因について」
土田 隆平 「高度成長と集団就職――中卒者就職構造の分析――」<推薦文>
渡邉 謙 「明治・大正期の庄内農業改革〜亀ノ尾の登場と衰退」

2006年3月卒業の2期生
茂内 麻美 「1940年代の国定歴史教科書の変遷について」<推薦文>

2007年3月卒業の3期生
織田 一恵 「日本的なグリーン・ツーリズムの実態 ―新潟県「越後田舎体験」を事例に―」
齋藤 高広「酒田港の歴史――酒田北港開発を中心に――」
渡邊 誠「『神町キャンプ地返還期成同盟日誌 解読作業報告書』にみる土地返還運動」<推薦文>

2007年3月大学院修士課程修了生
土田 隆平「農業年雇の戦後史研究 〜高度成長と庄内農村社会の変容〜」 〔English Abstract〕 <日本語要旨>

2008年3月卒業の4期生
佐藤 利信「青山家の鰊場経営について」
渋谷 紘子「青葉通りから見る仙台の歴史―ケヤキ並木を中心に―」
仙道 大輔「庄内の稲作生産体制の変化について―1960年代〜1980年代を中心に―」<推薦文>

2009年3月卒業の5期生
斎藤 樹海生「宮野浦の概要〜徳の前と渡船、出羽大橋完成後の宮野浦の発展を中心に〜」
佐藤 和季「道地という地名を追って」

2009年3月大学院修士課程修了生
鈴木 理夫「高校教育における総合学科の現状と課題〜普通科からの改編を中心にして〜」83頁もあります
〔English Abstract〕 <日本語要旨>
大場 広子「高等学校「家庭科教育」における課題解決型の授業実践の試み」64頁もあります
〔English Abstract〕 <日本語要旨>


2010年3月卒業の6期生
小倉 嗣亮「大黒様のお年夜を追って」
木村 和也「最上川舟運〜大石田の歴史と舟大工〜」
佐々木 結佳「小・中学校の遠距離通学について―岩城地区亀田を主に―」

2011年3月卒業の7期生
岡田 祐典「山形県と東北の葬儀 セレモニーホール(葬儀業)の変化について」
佐藤 博紀「尾花沢スイカがもたらす利益と課題」
真田 美穂「山形県立鶴岡北高等学校生の通学事情とその背景」
宍戸 勝也「湯野浜温泉街について」
澁谷 のり子「仕事着の変化と消えゆく刺し子着」  → <推薦文と概要と目次はこちら>
箱石 順「漬物の近代における消費の変化――和食との関連性を探る」

2012年3月卒業の8期生
鈴木 裕介「ペットフードの普及と安全対策」 → <推薦文>
武田 小百合「日本のカレー〜伝来から、関連商品の登場まで〜」

2013年3月卒業の9期生
五十嵐 聡美「動物園に関する制度と現状について」
小川 健太「ピザ、二つの海を渡る日本のカレー〜伝来から、関連商品の登場まで〜」
齋藤 沙友希「B級ご当地グルメとまちおこし〜「かほく冷たい肉そば研究会」の事例をもとに〜」 → 
齋藤 和「あつみ温泉の歴史とこれから」
佐藤 由香理「山辺町要害地区の養鯉業」
丸岡 祥子「三川町における全国方言大会」
三浦 拓己「赤湯ワインについて」

2014年3月卒業の10期生
釜神 貴宏「米沢の郷土料理の原点 「うこぎ」と「かてもの」」
上林 千尋「庄内柿の生産の歴史と現在の問題」
阪野 知春「謄写版印刷〜ガリ版に魅せられて〜」
佐藤 千香「東沢バラ公園〜東沢バラ公園は日本一であったか〜」
東海林 瞳「山形県酒田市の公共交通機関と大学生の自動車所有率」
薮田 大樹「関山街道」
吉田 栞「フカヒレの生産と歴史」

2015年3月卒業の11期生
江川 毅「米屋の近代史〜米屋が影響を受けた法と制度〜」
高橋 真優「修学旅行の歴史と変遷」
橋 良季「山形県小国町に住む人々の生活の変化」
武田 広幸「山形県民と相撲の関係」
千葉 すずな「地産地消と学校給食」
前田 美咲「近代図書館政策と山形県」


なお、卒論指導での私の方針は以下の通りでした。だんだんやっている内に確定していきました。
 1.就活優先(新卒という最大のチャンスを活かして内定をもらおう。公務員等への転職はその後でもできる。)
 2.楽しさ重視(辛い就活のトンネルはいつ抜けられるか分からない、やりたいテーマを選ぼう。)
 3.能力の活用(方言のリスニング能力や、土地勘などを活かせるテーマを選ぼう。)
 4.達成感(読み書き能力には大きな差があるけれど、「やった−!」と思える経験をしよう。)
 5.論理と説得力(経験や考え方の異なる不特定多数の人に、説明してわかってもらえる力をつけよう。)
 6.贅肉はカット(卒論は長い方が良いという指導もあるが、400字詰50枚で十分。なるべく短く。)

諸事情で実質的に一ヶ月くらいで書かれたものあり、「レポート」と変わらないレベルのものありという結果になっています。