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「夏の日」 ブナもやし


ブナもやし
”ブナもやし” という言葉を聞いて、何のことか理解出来ますか?
ブナの実から発芽した稚芽を ”もやし” に見立てて調理して食べるのです。

一見平和そうに見えるブナ林の中でも激しい生存競争が繰り広げられているのです。

作品No. BMY−1

秋地面に落ちたブナの実で、山の動物たちに食べられなかった幸運な種子がこうして発芽しました。
これからは日光を求めての更に厳しい生存競争が繰り広げられる。




作品No. BMY−2

生存の第1歩は仲間であるブナの稚苗に勝ち残ること、次は周囲の下草に勝ち残ること。
最後は自分を誕生させてくれた親ブナに勝たなければ生き残る道は断たれます。
たまたま親ブナが老木でこれが倒れたりすると、周囲にポッカリと空間が出来、
生き残ったブナにも十分な日光が降り注ぎ大木にまで成長する可能性が残されます。
このポッカリと開いた空間に他の植物も一斉に目をつけ、種の生存をかけたすざましい戦いが繰り広げられる
競争に勝ち残った勝者だけがこの空間を1人占め出来ます。




作品No. BMY−3

ブナもやし
”ブナもやし” という言葉を聞いて、何のことか理解出来ますか?
         ブナの実から発芽した稚芽を ”もやし” に見立てて調理して食べるのです。
         この名称自体はかなり前から知っていましたが、採取、下ごしらえ、調理と
         他人の手を煩わせずにすべて自分で行い、今回念願叶って山の恵みを味わいました。
         強火で炒め、しょうゆ味のニンニク風味で味を調えました。 旨い!?
         採取可能期間が短いのと場所が限られるので、簡単に味わえるものではありません。
         
         何れ大木になるものを、可哀相だと言いますが、ほうっておけば生存競争に敗れて枯れてしまうものを、
生命力の溢れている内に世のため、人のために役立てた方が存在価値があると思います。

採取したブナ稚苗の一部
木ですから根元は固いので切り捨てます。


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「夏の日」 ブナもやし


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