補助シリーズ ニュージャージーの野鳥

2001.6.3 Shark river

  8月の終わりに日本からデスクトップパソコンが船便で到着しました. 元々使い慣れていないノートパソコンで野鳥の杜に掲載する画像を処理していたんですけど, やっぱりノートPCの液晶ブラウン管のモニターでは色の表現が違うんですねぇ. 見てビックリでした.

  画像にうるさい人は既に気付いていたと思いますが, このNJの野鳥シーリーズの写真,色がきつ過ぎると思いませんか?  発色が地味な液晶モニターで見て普通に見えるくらい色を濃くしてしまっていたのでした(涙) 次回からは,普通っぽい発色でお届け出来ると思います!

  今回の写真も5月の終わりの同じ日の写真です. はじめBrielleに行ったんですけど, シギチが見付からなかったので Manasquan Riverのもう一つ北側にあるShark riverに 行ってみました.

  この川も,同じく大きな入り江状で,海との連絡路だけ かろうじて川のような狭い水路になっています. その水路の最上流にマリーナがあり,車で入っていく道路を見つけました. 川に沿って繋留護岸が続いており,やはり杭がたくさん立っていました. すると,カモメがちらほらとまっていました.

No.038 オオカモメ(Larus marinus
英名:Great Black-backed Gull
  ぱっと見,相当でかいです. 周りにいるのが一番大きくてセグロカモメなので,ひときわ大きく見えます. 黒い背中と黒い風切羽(しっぽの様に見える見える部分)で, さらにGreat Black-backed Gullという名前なのでオオセグロカモメみたいですけど 種類は違います. 体長30インチ(75cm),翼開長65インチ(162cm) ですからオオセグロカモメより一回り大きいんですね.
  アメリカ東海岸で普通の冬鳥,NJでは越夏固体がぽつぽついるようです. (CHINO)

No.038 オオカモメ(Larus marinus
英名:Great Black-backed Gull
  カモメファンの方々のために,若鳥の写真も撮って来ました. 第二回冬羽から第三回冬羽に換羽中で良いんですかね? グレーの羽根が混ざってきてますね. この種はくちばしが長く目が小さく見えます. オオカモメの分布域は(アメリカからカナダにかけての)北アメリカ東岸で, 北部から日本からオホーツク海に分布するオオセグロカモメと似ていますね. 非常に近い種類なんですかね?(調べなさいってか?) (CHINO)

No.002 セグロカモメ(Larus argentatus
英名:Herring Gull
  そして,またまたセグロカモメの北米亜種(アメリカセグロカモメ)です. (CHINO)

No.002 セグロカモメ(Larus argentatus
英名:Herring Gull
  こちらは幼鳥のはずなんですが,ちょっと色のパターンが変な感じです. (CHINO)

  マリーナの正面の杭でこれらの写真を撮って帰ろうとしていると, ボートで沖での釣りから帰った人がさばいた魚の骨などを海に捨てておりまして, それを狙ってカモメが集まっているのを発見しました!

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