補助シリーズ ニュージャージーの野鳥

2001.4.1-22 Hamilton Veterans Park Part 1

  さて,いよいよ望遠レンズを担いでHamilton Veterans Park に撮影に出かけました.結局4月は,1日,14日,22日と毎週行っちゃいました.

  バードウォッチングだけではありませんが,基本はまず近場に通う事ですよね. すでに渡りの時期に入っているので, 4月中に冬鳥を押さえておかなければ!

  そして,野鳥の杜で収集中の日本の野鳥のうち,写真が無いものでアメリカで撮れるやつは是非とも撮りたい. と言うか,「撮って来い!」という周囲の声も聞こえてきておりまして. 結構プレッシャーがかかっています(笑)

  さてさて,4月の1日,公園に着いてサイクリング中のおじさんに声を掛けると, New Jerseyでは珍しいツルがいるという話を聞きました. 半信半疑で探してみると,おお!カナダヅルがいるではないか! しかも,ガチョウに餌を撒いている人が,かなり近くまで近寄っているぞ.

No.012 カナダヅル(Grus canadensis)英名:Sandhill Crane
  日本の多くのバードウォッチャーなら,普通,鹿児島県の出水市でカナダヅルを見ますね. しかし,かなり遠くてフィールドスコープでどうにか? って感じではなかったでしょうか.
  その公園で会ったおじさんの話ですが, 私をバードウォッチャーだと気付いて,ツルの事を教えてくれました. しかし,私もまだまともに英語分かりませんので, まだいるのか?とか,どこにいるのかまで理解できませんでした. それで,話の後半に「アオサギ」の事が出てきまして, 「あれ?もしかしたら,このおじさんアオサギの事ツルと思っているのかな?」 とも考えました.実際,こちらの会社の人が「庭に来たツル」の写真を見せてくれましたが, 見事にアオサギ(オオアオサギ)でした.その後22日までいるのを確認しています. (CHINO)

No.013 ワライカモメ(Larus atricilla)英名:Laughing Gull
  一番最初に見たのは,上のカナダヅルの写真を撮った後でした. 振り返るとクロワカモメの群れに中に頭の黒いのを一羽発見! 「お〜なんだ?」と,確かこの時図鑑を持っておらず, ボナパルトかフランクリンだと思い,遠いながらも写真を1枚撮って帰りました. そうしましたら,小さい写真では良く分からないんです(笑) しかし,飛んだ時の両翼の先端が黒いのはちゃんと覚えていまして, 「お〜ワライカモメじゃん!」ってなりました.4月頭でもうすっかり夏羽になってるんですね. この後,14日には6羽,22日には2羽いました. (CHINO)

No.003 カナダガン(Branta canadensis)英名:Canada Goose
  NJではお馴染みの「ギース」こと,カナダガンです. これは,既にデジカメ写真を掲載してあるので,”Newマーク”は無しです.
  ほとんど日本のカルガモ的に,かなりの固体が越夏するみたいですね. 私の会社の周囲では,4組のつがいが繁殖しておりまして, 今,一生懸命子育てをしています. そのうち子育て風景の写真を紹介したいと思います. (CHINO)

  もう1ページ水辺(Robert G. Martin Lake)の写真をどうぞ.(CHINO)