暗号化ファイル システム (EFS) の証明書をバックアップする方法
文書番号: winvis005
対象OS: Windows Vista
◆概要
コンピュータ上のデータを暗号化する場合、暗号化キーに何かあった場合にそのデータを回復する手段が必要です。暗号化キーを紛失または破損して、データを回復する手段がないと、そのデータは失われます。暗号化キーをスマート カードに格納していて、そのスマートカードを破損または紛失した場合もデータは失われます。暗号化されたデータにいつでもアクセスできるようにするには、暗号化証明書とキーをバックアップする必要があります。コンピュータを複数のユーザーが使用する場合、またはスマート カードを使用してファイルを暗号化する場合は、ファイルの回復証明書を作成する必要があります。詳細については、「暗号化されたファイルの回復証明書を作成する」を参照してください。
◆EFS 証明書をバックアップするには
- [証明書マネージャ] を開くには、[スタート] ボタン をクリックし、[検索] ボックスに「certmgr.msc」と入力して、Enter キーを押します。
- [個人用] フォルダの横の矢印をクリックして展開します。
- [証明書] をクリックします。
- [目的] 下に [ファイル システムの暗号化] と表示されている証明書をクリックします (この画面を表示するには、画面を右にスクロールする必要がある場合があります)。
複数の EFS 証明書がある場合は、すべてバックアップすることをお勧めします。 - [操作] メニューの [すべてのタスク] をポイントし、[エクスポート] をクリックします。
- エクスポート ウィザードで、[次へ]、[はい、秘密キーをエクスポートします]、[次へ] の順にクリックします。
- [Personal Information Exchange] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- 使用するパスワードを入力および確認し、[次へ] をクリックします。
- エクスポート手順を実行すると、証明書を保存するファイルが作成されます。
ファイル名および場所 (完全パスを含む) を入力するか、[参照] をクリックして場所を指定し、ファイル名を入力します。 - [完了] をクリックします。
注 EFS 証明書のバックアップ コピーは、安全な場所に保管してください。
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