バックアップすべきファイル
文書番号: win98022
対象OS: Windows98
◆概要
このページは、このページは、Windows98でバックアップすべきファイルを紹介するページです。
マザーボード交換やHDD交換などでOSを再インストールするときは、必要なデータをバックアップしておきます。ExcelやWordで作成したユーザーデータのほかに、忘れがちなものとしてメールやインターネットのお気に入りがあります。
◆メールとアドレス帳
OutlookExpress5又は6を使っているなら、「ツール」メニューの「オプション」で「メンテナンス」を選択し、「保存フォルダ」ボタンをクリックすると、メールの内容が保存されているフォルダ名が表示されます。このフォルダの中身を、すべてコピーします。
また、アドレス帳をバックアップするには、アドレス帳を起動して、「ファイル」メニューから「エクスポート」を実行すればファイルとして書き出すことができます。
WindowsXpの場合は、通常以下のフォルダに保存されています。
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\Outlook
◆インターネット・エクスプローラの「お気に入り」URL
Windows98の場合:C:\Windows\Favoritesフォルダの中に保存されているので、フォルダごとコピーします。
◆Outlook2000メールや連絡先のデータ
Outlook2000メールや連絡先のデータは、デフォルトでは次のフォルダにoutlook.pstというファイル名で保存されているので、これをコピーします。
C:\Windows\Applicaton Data\Microsoft\Outlook\
◆Outlook2002メールや連絡先のデータ
Microsoft Outlook 2002では、個人用フォルダの内容は、すべて PST ファイルに保存されています。受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータをバックアップする方法は以下を参照してください。
- 「メニューバー」の「ファイル」 − 「データファイルの管理」をクリックします。
- 一覧から 「個人用フォルダ」 をクリックし、「設定」 をクリックします。
- 個人用フォルダのファイル名を書き留め「OK」 をクリックして開いている画面を、すべて閉じます。個人用フォルダが複数ある場合は、同様の手順でファイル名を確認します。 表示された「PST ファイル」をバックアップを取るフロッピーディスクなどに保存します。
◆Netscape Communicator 4.6
ツールバーより、「編集」→「設定」の中の、「メールとグループ」-「メールサーバー」を選択し、「ローカルメールディレクトリ」の中にあります。
Windows 7の場合
まずデスクトップ。これは「Documents and Settings\ユーザー名\デスクトップ」にある。デスクトップにファイルを置くクセのある人は注意。
続いてInternet Explorerのお気に入り。こちらは「Documents and Settings\ユーザー名\お気に入り」にある。
よく忘れるのがIMEの辞書。よく学習させた辞書はしっかりバックアップして引き継ぎたいもの。ATOKの場合は「Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Justsystem\ATOK※」にある「ATOK※U※.dic」が辞書ファイルだ。MS-IMEの場合は「Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\IMJP」以下にある「imjp※u.dic」が辞書になっている。
最近のアプリケーションの多くは、「Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\企業名」内に設定ファイルを置いておくことが多いので覚えておきたい。実は、ここを簡単に開く方法がある。スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選び、「%appdata%」と入力してOKを押すだけ。
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